24時間戦えません

たぶん、舞台の感想

グランギニョル

ネタバレしてる。

 

 

末満さんんんんんんんんんんんんんんんん

 

 

遠慮なしにゴリゴリMP削ってくるギリギリ感でいつどうなるどうなるとハラハラしてたら怒涛の絶望感のクライマックスで震えてたら終わりました。

シリーズもっかい復習しなきゃっていう気持ちすごいんですけど、いっそ全部忘れてグランギニョル観てからTRUMP走りたい...絶対しんどい。見たい。

 

友達から勧められて2015年のTRUMPを見てそのまま公演後にリピチケ買って見て、LILIUMとSPECTERはDVDで見ました。なので他の細かいお話とかは把握しきれてないのですけれども。

どれも好きですが、個人的にはミュージカルなLILIUMがいちばん好きかな。女の子の衣装もとても素敵。ヘアアレンジも。

 

 以下ちょっと感想です。

 

今回のはTRUMPより以前の時間軸で、TRUMPに関わる人が多いので、この人は死なないから大丈夫だろうみたいなこと思ったりしてたんですが...甘かったです...

 

キキ・ワトソン。

繭期の少女でありながら、3人組の中では母のようでもあり、さぞ素敵な女性になれそうだなって、話が進むに連れてどんどん好きになりました。歌のシーンは本当に心に沁みました。

実験に失敗して死んでいく少年少女を見送る恐怖は計り知れない。

クライマックスに近づいて、3人の秘密が明かされ終焉に近づいて行く中、キキの未来が語られる。BGMでもう本当に泣いてしまって。田村さん演じたマリーゴールドと繋がった時は鳥肌待ったなしでした。

マリーゴールドも人一倍愛することに執着する少女でしたし、繋がってるんだなと思いました。

あと戦闘カッコよかった!

 

ダリ・デリコ。

愛することに不器用で懸命で悲しいぐらいに立派なヴァンプ。

スーの子どものこともですし、一度自分に触れたものを大事にすることをやめられない、そうは見えなくても他人に人一倍心を砕いているようで、だからこそこのグランギニョルの主人公に捧げられたのかな...とか。

 最後「負けるな...!」と祈ったイニシアチブで涙が止まらなくなりました。十数年後のTRUMPのことがあるから。

彼はまた遠くない未来でたくさんのものを喪ってしまう。

 

最初に書きましたが、死なないから大丈夫とか全然ないんですよね...むしろ生き残ったことが彼らにとって幸せだったのか、とか思ってしまう。

でもそんなことは未来のことだし、今を生きている彼らが少しでも幸せになる努力を続けてくれるよう祈るしかできない...

 

死ぬのが惜しい、死なないで、と強く思わされるキャラクター達。逆に死すら罰にはならないと思うほど、残酷な仕打ちとか。濃いなぁと思いました。2時間半の舞台でしたが濃かったです。

 

私は見れなかったけど突然のシークレット演出はちょっと心臓に悪いし自分の推しだったら死にたみがすごいと思うからちょっとどうかと思いました!知らんけど!

 

DVD楽しみです。

キャストの皆様、全員揃っての大千秋楽となることお祈りしております。大阪公演も成功いたしますように。

 

錆色のアーマ

諸般の事情で敬遠気味だったエグザ...にここでまた巡り会うことになるとは。昨年度ハイロー映画がなかなか楽しくてエンタテインメントの金のかけ方がすげーなって思ってました。

アーマもすごかった。

 

全登場キャラ一人ひとりがかなり濃く色付けされていて、専用武器はあるわメンカラーはあるわでまぁ湧いちゃう。2次元のオタクだから技名叫んでぶっ放すの大好き。

そのぶん、やはりストーリーはW主演の孫一(佐藤大樹さん)&織田信長(増田俊樹さん)がメインで進んでいくので、他のキャラがインパクトの割に出番が少なく、正直物足りないな〜と思いました。なんというか、原作ありの舞台ですごい早回しでも頑張って全キャラ出したぞ!っていう感じの舞台を見たときの不完全燃焼に近い感じで...逆2.5次元プロジェクトというのがわかったように思います。

各キャラのスピンオフというか、アニメシリーズで言う所の主人公回的なのがとても楽しみ。

ああでもやっぱり私はメタ発言が苦手なのでアゲハ(神里優希さん)が自分のことをそのうち(舞台かアニメで)やるかもね〜的なことを言ったときはスン....っとなってしまった。ごめん。

全体的にみんな武器使いバカって感じなんですが、一番見た目にもマッドマッ●スとか世紀末な木偶(章平さん)が実は臨月の嫁さん持ちで家族のためにみたいな発言があったりで一番繊細な人柄が見えたのがギャップです。可愛い。

 

劇場に入ってびっくりしたのが、ステージ上に楽器があったこと。

最初の暗転のSEから多分ほぼずっと?生演奏でした。舞台で生演奏とか最近だとALTAR BOYZぐらいでしかみてなかったので...あのアイアのクソ音響で本当に申し訳なくなる...生演奏のおかげかわかりませんが、今回音楽が音割れとかで耳障りに感じることがなかったように思います。たぶん。

 

曲については織田信長顕如(輝馬さん)が鬼のようにうまくてすっごく心地よかった。ラスボス、真ボスらしい貫禄があって納得の強さって感じです。

歌稽古から入ったと公式ツイッター等にあったのでどうなるかと思いましたが、結構歌多かったです。

あとラップ調のものが多いのが特徴的だったでしょうか。新鮮。

 

舞台セット自体はアイアによくある白基調プロジェクションマッピングって感じでした。ブラインドが結構和風な背景に見えて面白かったです。でもやっぱ大道具とかも使って欲しい...でも舞台上にバンドあるし難しいのかな。

数珠坊の首を取るシーンのステージの使い方がとても印象に残りました。

 

今後はまずアニメ化が待ってるらしいのでそれも含めて期待してます。

舞台が原作ということで、よくある声優に声を似せる俳優さんとは逆のキャスティングになるのか、キャラデザは俳優さんに寄せてくるのか、とか。

2クールぐらいはほしいな。

ミュージカライブ アンプラネット -ボクの名は-

最近元気出ないな、笑える舞台が見たい、思いっきり大きい声を出したいな、そんな方にぜひペンライトを1つ(以上)持って足を運んでいただきたい、ネルケがお送りするアイドルステージシリーズ第4弾!準惑星アイドルユニット「アンプラネット」が初主演をつとめる「ミュージカライブ アンプラネット -ボクの名は-」を観に行きました。楽しすぎてふわふわしながら帰った。やっぱりアイドルの応援は元気でます。

 

ステージの成り立ちは他に説明していただけてる方のがわかりやすいかと思うのでどうぞ。

https://twitter.com/rivet_open/status/872052221298573312

中の人などいない!っていう世界観です。

今回はシリーズの劇中劇といいますか、アイドルたちが主演ミュージカルに挑戦するという形です。

私はすっかりずぶずぶにハマってるのでどう言えば良いかわからないですが、初見でも大丈夫なオリジナルストーリーです。

シリーズ作品を追っているとクスッとするところが増えたりして楽しいので、ぜひ見て欲しいです(今は秋葉原アニメイトガールズステーションか、会場物販で販売中のものが一番手っ取り早いでしょうか)

 

以下ネタバレしてる感想。

 

もうねーーーーー本当に脚本さんが大好きだって思います。亀田さんの脚本いくつか見たんですけど(ドルステシリーズ、WBB等)どれも好きなんです。

いろいろ作中に散りばめてお話のまとまりが良く、人情劇もいい感じにポジティブに締めてくれる、会話のテンポ・言葉がとても面白い。勘違いが勘違いを呼んでギャグになっていくとか。

好きなシーン本当にたくさんあるのですが、一人勘違いして先走ってどもりまくるヴィーちゃんさんが可愛いしセリフのテンポが最高です。

 

アイドルステージってことでそれぞれ担当カラーやモチーフがあるんですが、それをうまいこと衣装とかに反映しててこう...深読み大好き2次元おたくとして大変ワクワクするんですね。曲と合わせて書きます。

 

今回一番大きいポイントは曲かなと思います。

ミュージカライブってことなんですけど、ミュージカルの本編が「銀河アイドル選手権」なのでそのライブ披露シーンがあって会場=劇中っていう一体感があります。

そしてこれぞミュージカル!と行った曲もあってとにかく耳に残る。たぶん私がセラミュとブリミュとテニミュ通ってきてて好きなスタッフさんが作詞作曲に携わってるからかもしれないのですが。笑 大人数で歌う曲のハモリがああ〜こんな感じ好き〜ってなる。ミュージカルらしい曲の運び方とか、リプライズで歌詞や曲調をアレンジして使うのとか。

何曲か特に好きなのをピックアップします。のんびり書いてたらゲネプロ動画も上がってたのでよろしければぜひそちらも。

http://www.miraikanai.ch/cat162/170605001889.html

https://youtu.be/9cQTUwDrQ50

 

・ポムリアの目覚めの歌

めっちゃディ●ニープリンセス。ポミィが演じる女の子の仕草が本当に可愛らしい。「ねぇ、ここはどこ!」「私の名前はポムリア」ゆっくりとした目覚めのイントロからテンポアップしてステージを駆け回る姿はまさにプリンセスです...。

 

・ダブルワークが歌う「MI・WA・KU」

ツインユニット、気だるげな表情、打ち込みのドラム、マイナーなシンセサイザーアレンジ...「寂し●熱帯魚」を彷彿とさせるこの感じ。リアタイ世代ではないですが妙に沸いてしまうのをやめられません。

衣装も大注目です。なんというか、これぐらいの見え隠れが良いんじゃない?っていう絶妙なスカートとかお揃いのシルエットがとってもかわいいです。なお出演者は全員男です。

可愛く喋るヴィーちゃんが、言葉遣いだけでなくIQまでゆるふわになるのめちゃくちゃ可愛いし、仕草から目が離せません。

動画では0:58〜ぐらいから聴けます。

劇中で歌詞がリプライズするのでちょっと泣く。

 

 ・決勝戦の曲

動画のラストに入ってる部分です。歌詞がもうストライクで、そうだから私はアイドルが好きなんだなぁ〜と涙腺にきました。「アイドルは眩しい輝き 輝きは喜びになる」推しドルにはずっと輝いててほしいしその輝きで元気もらって私は頑張っている。良きファンでいたい。良いって正解はよくわかんないけど。

 

他にもキレのある曲調にキメッキメの歌詞をのせたダンスナンバーや朗らかなオープニングタイアップ曲になりそうなソロナンバーなどいろいろあります。一幕の本編では手拍子ぐらいまでですが、二幕ライブパートでは全力で応援できるのでぜひ楽しんでほしいです。

 

18日のお昼公演が千秋楽で、新宿・紀伊國屋ホールにて。土日など前売り完売の回もありますが当日券もありますのでぜひ!

 

http://www.nelke.co.jp/stage/UN_PLANET_2017/

 

ちなみにキービジュアルとサブタイトルで気になって「君の名は。」を復習しましたが知らなくても大丈夫です。笑

舞台 刀剣乱舞 義伝 暁の独眼竜

観てきました!良かった!!

ネタバレ有りで書きます。若干ミュが引き合いに(多分ほぼネガ)でるのでご了承の上読んでいただければと思います。

 

末満さんの舞台が好きなので(と言ってもKステ、TRUMPシリーズと刀ステぐらいしか観ていないのですが)、楽しみにしていました。

話全体を通して、この世界というか本丸には何かある、三日月宗近はなにか知っている、きっとなにか根源的な歪みがあって漏れ出たモノがこの舞台なんだろうな...と思わせてくれるゾクゾクが好きです。

ステは「お前はいったい何を考えている(畏怖)」でミュは「お前はいったい何を考えている(?)」て感じです。私の好みの問題です。

 

 

キャラクターごとで書こうと思います。

刀ステの編成は比較的思い入れがそこまでないので、大方どんなキャラクターできてもなるほどそんな感じか〜と気持ちゆるいです。

 

三日月宗近/鈴木拡樹】

腹の底が見えない。山姥切に問われるシーン、スッと真顔になるのがとてもおそろしい。お隣さんと同時に双眼鏡覗いてた。笑 声の作り方もゲームよりどっしりしているというか。

殺陣がキャラクターごとに個性も出ていますが、やっぱり三日月が一番強そうに見える気がします。

管理職として新人管理職の山姥切をサポートする上司って感じ。

何かで拝見したのですが、前作初演と再演でセリフに違いがあり、もしかして初演と再演で三日月は別モノ(記憶、または記録を引き継いだふた振り目)の説を思い出し...終盤の小夜左文字出立のシーンでついつい勘繰りをしてしまいました。ドングリ渡してたけど、帰ってきた小夜ちゃんが見せたドングリに一瞬不思議な顔をしてすぐにいつもの表情に戻してさも思い出したように語る三日月(今作とは別モノ)とかだったらどうしよう...。


【山姥切国広/荒牧慶彦】

まだまだ気持ちと発言が空回りして悩んでいるけど、前作と比べて確実に前向きに成長しているというのをしっかり見せてくれるキャラクターでした。いつか彼が三日月を救う話とか来るかもしれない...。

これはもう個人の好みなんですが刀剣男士同士が戦うのがちょっと苦手というか心臓に悪いというか...今回はきちんと「手合わせ」の確認をとって両者の合意の元でしたからギリセーフって感じですけど。話の流れ的にも刃交えるのもまたひとつだよねって思えたし。

小夜ちゃんとのシーン好きです。「強さ」とはなにか、ただ物理的に相手を制圧するだけでは何か違う、自分だけの心の強さを求める姿、シーンとして見応えがありました。


【燭台切光忠/東啓介

相変わらず足の長さがエグい。殺陣とか舞台が狭く見える。

今回は「貞ちゃん」と一緒だから増して明るいシーンがお茶目でした。料理への気合もすごかった。帰りはラーメン食べました。笑

伊達の刀としては中堅というか、下の子の面倒を見て、世話を焼いてと大人に見えます。(反対に三日月や鶴丸は飄々としてて子供っぽくもあるけど一周回って大人)

政宗公に会えてちょっと震える声の感じがとても好きです。相応に感情に揺れも見えて、親しみやすいというか。


【小夜左文字/納谷健】

本当に成人男子...?おどおどとした子どもらしさがとても良いです。ビジュアルとか見ても深爪のおててがめんこい。

前作は兄弟の末っ子でしたが、今回は細川家のつながりで少し大人な発言もあったりで、いろんな魅力があるなと思いました。復讐の念のやり場に一生懸命向き合って、山姥切とお互いに成長して、修行へ旅立つシーンでは感慨深かったです。

最後に小さく笑う声、絶妙でとっても愛らしかった...一瞬だったのでしっかり見れなかったのが残念です。刮目せよ。


鶴丸国永/健人】

三日月の次に、からかい回ってかき回すタイプの大人。ミドルじじぃ。

クライマックスで大倶利伽羅庇うのすごいかっこよかった。あの場面であの決断ができる長生きしてきた感というか。黒丸さんはとても仲間討ち待った無しの雰囲気があって不安でいっぱい、個人的には微妙なとこだったんですが、外装オフで片付いて良かった...セーフセーフ。

三日月のこと疑ってる感じ、今後三日月がなんらかの危機を迎えるなら山姥切と並んで深く関わってきそうでめちゃくちゃ観たい。


【大倶利伽羅/猪野広樹】

ギラギラしててカッコイイ。ミュとキャストかぶりでどんな風になるかなと思っていましたが、クールな感じよりも、政宗公の野心そのものを秘めていて、こう眼をガッと見開いたりとか熱い感じが印象に残りました。

自分なりに「自分は人見知り気味」なことをしっかり認めていて、はたから見てるとちょっと心配ですが、物語が進んでいくとそういうコミュニケーションで上手くやってるなぁと思いました。合わない刀剣ももちろんいるけれど。


【太鼓鐘貞宗/橋本祥平】

当本丸にはいないので完全初見でした。可愛いし元気!潔い短パン!坂のついたステージでしたが、もう元気よく跳ね回って時間遡行軍にも飛び乗るし。

見目のとおり、キラキラ明るい子だったなと思いました。物語への関わり方は伊達家の刀ってところが大きかったのでもっとこう特性が出るような話とか観たいな。ふわっとしてるけど。


【歌仙兼定/和田琢磨

血に着いた声で聞いてると安心感ある。とはいえ、よく喋る方の人見知りということで、それを覆い隠すための喋りなんだろうか...と思ったり。無口な大倶利伽羅といい対比でした。ランダムブロマイドで大倶利伽羅VS歌仙兼定が出たので嬉しかった。笑

お小夜に面倒見られてる方かも...?という感じが意外で、見てて良いシーンでした。旅立った後左文字兄弟ほど(本人としては)表に出さないけどじゃないけどソワソワしてそうです。

 

【歴史上人物】

歴史上でいちばん好きなのが片倉小十郎景綱と伊達政宗なので、今回お話のメインに彼らが居て、刀ステで彼らを扱っていただけて本当に良かったです。

思ってたより小十郎のテンションが高くてびっくりしましたが、いざという真剣さが際立って本当にかっこよかった。めちゃくちゃ双眼鏡使った。

政宗の右眼をえぐったのは小十郎説が採用されていて嬉しかったです。史実では伝聞で記録されているので定かではないのですが、その後の「天下を見せたい」「右眼を二度失いたくない」とかの目にまつわる部分にもつながるのかなと。

お互いの「義」を大切にして、ぶつかり合い、これからの生き方と向き合っていく姿がかっこよくて泣きました。

 

ラストシーン。

政宗の最期。

ミュと被ってて挑戦状かな???ってちょっと思いました。笑 ステの方が好きですね。審神者のはからいってハッキリしてますし。与一郎が願いを果たしにきてやった、ていうのカッコよくてホロリとあいました。

ひとつめちゃくちゃ気になったのは小十郎が居たことですね...史実だと小十郎は政宗が亡くなる20年ほど前に死去しているので歴史改変しちゃってる...検非違使来ちゃう...。

→7/14追記 小十郎がいなくても会話やシーンが成立する流れに見えるため、小十郎がすでに故人で霊とかそういう存在になっていたかも解釈を拝見し、めちゃくちゃ気になっています。着物の合わせとかも確認できればいいんだけど...おおう...怖い... 

 

以上。次回作あるといいな。

 

ドリライ2017

ドリライちょーーーーーーーーーー楽しかった!!!!

 

前回鬱屈したエントリー書いたのはドリライをスッキリした気持ちで迎えるためでした。笑

 

楽しかったことと残念だったところ書きます。

軽くネタバレします。

 

出演はドリライ経験ありの山吹と、代替わりしたての青学と、氷帝と、六角。

 

青学は、というかリョーマが本当に産まれたてって感じで六角公演のときはいろんな意味でドキドキしていました。

ドリライで、選曲もその一端を担ったと思うのですが、成長しているなと。

まだ声が裏になったりふらついたりするけれど、やっぱり彼もリョーマたりえるものをしっかり内に持っているんだろうなと...すっかりポエミーな気持ちになりました。笑

リョーマだけではなく、他の青学ナンバーも代替わりに先代達の想いをのせてくるような。

泣いちゃいました。

やっぱりまだハモリがぐだったり声出ないとか緊張が伝わりまくるとか不足分は否めないけれど、立海公演がますます楽しみになりました。

 

相変わらずどういうセンスしているんだと言いたくなる演出映像。好きだよ。(個人的なMVPはパワー)

かっこいいと見せかけてユニフォームのハーフパンツなままなのがまたいい味になっている衣装。

今回の衣装、ユニフォームのもとが結構しっかり出てる感じで面白かったです。

空に浮く跡部、不二、手塚、森山さん。笑

 

ステージに結構近い位置で見れたのですが、一人一人表情の作り込みが違っていて楽しかった。

他にも、キャラクターとして板の上でいるから些細な仕草のひとつひとつが個性あって本当にたまらないんですよね。衣装の乱れをなおすとか汗を拭うとか。

あとイケメンはすごい...どの角度から照らされてても綺麗だ...下からライトアップとか普通ギャグでしょ、というところでもただただ「イケメン」という顔で踏み越えていくからすごい。

テニミュはやはりキャラクターへの思い入れありきで観てるのでとりあえずこのへんで。

 

横アリは前方サイドだけでなく、天井の真ん中にもスクリーンがあって気が利いてる。

あとトイレすごく綺麗...。

 

ここからはちょっと残念に思ったところ。うだうだ書きなぐり。個人的な感想です。

 

・「あくつにちか」の名前いじり

確かにキャスト発表でだいぶびっくりしたけどなにもステージ上でやらなくていいよ...

 

・剣太郎のソロで出てくるトリオがブルゾン◯えみの3人組の格好をしていた。

六角公演の携帯メールに出てきた齊藤さん?のことも知らなかったし、リアルタイムでないとわからない流行り廃りのある要素は勘弁してほしい。

急に現実に引き戻されるから嫌だ。ドリームライブなんだから夢の空間に徹していただきたい。

タモさんのヒットパレード的なのは、もう古いから一種の様式的で好きなんですけど。個人的な線引きです。

せっかくだから3人可愛いタイプの違う女装してくれたらよかったのに。

 

私が微妙にメタ的?な演出がちょっと苦手なせいもあるかもしれません。山吹の一年ぶりおかえり〜とかはセーフなんですが。

 

・ペンライト頭上で咲いてるやつ

邪魔。テニミュはいまどき貴重な持ち込み本数制限ナシなんだからもう少し美しく咲いてほしいです。

 

・推し以外の出番でベラベラ喋ってるやつ

座るとかペンライト休むとかはいいんですがせめて黙れ。ライブ中の音響が大音量だからそのぶん会話の声も大きく...なるんだから静かにしてて〜内容がわからなくても喋ってるなあという声の感じが聞こえてくるのが絶妙に不快。個人的な経験則ですがだいたいこういうやつ上の狂い咲きペンライトも併発してるパターンある気がする。

 

・座席移動しまくるやつら

連番で推し違いのお友達なんでしょうか。曲がというかキャストの出番が変わるたびにゴソゴソゴソゴソと友情を見せつけてくださいます。なにかあったのかと気が散る...

 

テニミュに限った話じゃないですけれど..私が特に気になるやつあげました。自分でパッと言える距離なら言っちゃいます。スタッフさん経由で指摘するのもありだし。

 

以上。書くとスッキリした。

 

それでは千秋楽まで残りの公演も楽しんできます。

 

 

現場行く回数が変わりました。

少し推しの話...というよりは私の応援スタンスの話でしょうか。

ざっくり言うと、推しにハマって徐々に通う回数が増えて、特に去年と一昨年はたくさん通ってましたが今年はビミョ〜って感じの話です。

オチもなにもないですよ。

 

キャスト目当てで作品を見に行くことは多々ありますが、手紙をたくさん書くほどになったのは推しだけです。

そもそも手紙自体書いたことがなかった。アンケートぐらいはあるけど。

推しのことは作品を通して知って、半年としばらくしたぐらいの舞台からなんか急に「手紙書きたい!」って思って書き出した。縁あって名前を意識する前の舞台とかも見ていたのは運が良かったな。

書き出してから、次の作品がもうとっても見応えのある作品だったのもあり、手紙を書く気持ちが湧いてとまらなかった。

それからは割と見てすぐに書いていた。帰りに下書き、帰宅して清書、翌日劇場へ。

手紙のルールは特に決めていない。レターセットも作品の雰囲気に合わせたり、たまたま気に入って買ったものとか、まちまち。よくあるレターセットだと便箋に対して封筒が余ることがときどきある、くらいの文量で書いていた。全通やリーチの公演のときなんかは文字通り毎日。

 

最近、推しの舞台がなんだかつまらなくなった。相変わらず演技は見てて楽しいけど、作品自体に思い入れが沸かなくなってきた。筆がのりにくい。

たぶん好みじゃないんだろうな。ので、入る回数がガクッと減った。

 

遡って、思えば去年の秋ぐらいから、なにか推しに対して勝手が違うなと思い始めていたかもしれない。

メディアの露出が増えて、インタビューや雑誌記事、イベントなどで本人の言葉を読んだり聞いたりするうちに、なにか釈然としないところがときどき見えるようになった。

たぶん、私が見たいのと推しが出したいのとでズレがあるんだろうなと思う。

まぁそりゃ違う人間だから当たり前だ。話題になることで見えてきたのかもしれない。

 

そんな気持ちでいたからだろうか、なんだか最近干されている気がしたのだ。

あくまで干した干されただのは私の物差しだけれど、やっぱりなんか変わったなぁというのをここしばらくで感じた。たぶん。

今までだったら、っていう期待みたいなものが外れることが増えた気がする、が正しいかな。

もうこの時点でだいぶめんどくさい思考回路ですね。笑

 

私が推しへの興味を喪いつつあるのか。

たまたまつまらない作品に出演しているのか。

実生活の忙しさで私の心に余裕がなかったからなのか。

回数は入れないならいらないってことかな。

新規さんおもてなしで私はいつもいたからそのうちでいいやって思ったのかな。

 

相手が生身の人間で、感情があって、というだけで、めっちゃめんどくさい。

相手がこう思っているかもしれないと思い込むことがめっちゃしんどい。

こっちは手紙で一方的に伝え続けるしかできない。いわゆる私信だレスだファンサだというのも一通り噛み締めてきたけれど、夢だったのかなと思うことがある。夢じゃないけど。

 

相手が普通の人間だったら「ねぇちょっと、」と直接話して、嘘でも答えがもらえるのにね!若手俳優だもんね〜凸る根性は私にはありません。いろいろめんどくさいもん。

 

難しい。

ピーク時のように手紙を書くほどの高揚感を感じられなくなって、降りるときがきたのかな。とか思ったりして。

でも次の先行が出てどこ申し込もうかって友人と相談したりは自然にしていたんで、案外まだまだ元気はあるような?

とりあえずはまだまだ板の上で顔を見ていたいし、今後の作品が面白い舞台になればいいなと思います。

先述したピーク時というのも、自分の好きな役での出演だったから一瞬でも見逃したら一生悔いが残るってぐらいの気合いで臨んだものだった。なのでそもそもそこまで全通おたくになれない気質なのかもしれない。

今までのモチベのピークと好きな役のピークがうまくあっていたのは大変幸福なことだったと思います。

 

とはいえそれ以外の舞台でもそこそこ通ってたのの原動力はなんだったんだろうと...お話が好きな作品だったからかな...それともやはり対応に沸いてたからかな。

そういうのまとめて今まできてたのかな。

バランスが崩れかかっているけどどこから崩れてきたのかがわからないからモチベの立て直し方がイマイチ掴めません。立て直さなくてもイイやって思うし。最近。

あとさすがに去年は全然貯金できなかった。これもちょっと厳しいと感じ始めている。

そうは言っても、好きな演出家さんや脚本家さんの作品に出ることがあったらまた全通考えるかも知れないな。

 

そんなぐだぐだな話を聞いてくれて、めんどくさい私に、「応援スタンスは変化していい」「推しと解釈違いして『絶対殺す期』あるけど時間ぐらいでしか治らない」って、言ってくれた推し活動先輩の友人たちに深く感謝している。

あとまったく若手俳優おたくじゃない友達とかも、いろいろ聞いてくれて、冷静に「頭おかしい」「正気じゃない」って切り込んでくれるから好き。ひとりの人間に対する入れ込み方がヤバい。笑

 

舞台に行く以外でやりたいことも増えてきたし。

仕事もなんだかワンランク上の業務になっていきそうだし。

婚活も始めるし。

趣味には「観劇」と書けば良いでしょうか。たぶん四季とか帝劇とか思われそう。実際は年間100公演ごえの2.5次元メインでそのうち70公演前後が推しがらみとかのヤバい物件です。言いづらい。

 

やっぱりずっと同じ調子でいるのは難しいですね。

いま通ってる人たちは頑張ってね。

もしスタンスが変わったときに自分で自分を苦しめない程度にね。

私はちょっと苦しみました。笑

TEAM Live HYOTEI

チムライ氷帝東京公演お疲れ様でした!

ミュージカルテニスの王子様 3rdシーズンより新たな試みの舞台として盛り上がっていますTEAM Live 通称チムライ。

ひとつの学校だけを取り上げておおよそ1時間、楽曲ライブとトーク(後述します)で盛り上がるライブです。

8代目青学、不動峰、山吹、ルドルフはアイアシアターにて、今回の氷帝は規模を広げてTDCでの開催となりました。

 

とても楽しいです。

青学ライブから東京公演は7割ぐらい参戦してる。

細かいレポは「チムライ 学校名」で検索すればたくさん出て来るのでそちらにお任せします。お見送りもあるよ。

構成が探り探りだったのが、氷帝でいったんカタチが出来上がったのかなと思います。

 

楽曲ライブとトークですが、8代目青学、不動峰、とんで氷帝は1時間ずっと一貫してキャラクターとしてライブ&トークを行いました。

対してルドルフ、山吹では前半キャスト(キャラメイクも当然なし)トーク、後半キャラクターライブという形でした。着替えタイムということで前後半のあいだには公演の編集映像が流れました。どちらかというと2ndのころのTSCPP(公演振り返りトークイベ)に近かった。

 

私は前者のキャラに徹してのライブの方が好きです。

テニミュに出ている間しか(よっぽどのことがない限り)キャラクターの格好をしてキャラクターとして生きることはできないんです。

少しでもそれを長く見ていたい。いろんな原作舞台やミュージカルを見ていますが、テニプリ自体への好きのベクトルが突出しているのもあるかな、「キャラクターの依代」としてキャストさんを見ているので...。

 

ああもう本当にルドルフ、山吹が悔やまれる。ルドルフなんかミッション系の学校だから教会なり講堂なりでお茶会とか謎行事できそうだし山吹だって準優勝で大会進出なんだから祝う会とかで良いのに...しかもハンパな円盤化しやがって!

アンケート書いたから氷帝でまたキャラクターライブに戻ってくれたのかなと思って歯ぎしりしながら自分をなだめています。本当に氷帝ライブ楽しかったんだ。次六角(もしかしたら青学が先か?)以降もキャラクターライブでお願いします。

 

...オープニングムービーは赤澤吉朗にエスコートされたかった。※赤澤吉朗の『吉』は土に口

 

1日引きこもってドキサバやりたい。