24時間戦えません

たぶん、舞台の感想

錆色のアーマ

諸般の事情で敬遠気味だったエグザ...にここでまた巡り会うことになるとは。昨年度ハイロー映画がなかなか楽しくてエンタテインメントの金のかけ方がすげーなって思ってました。

アーマもすごかった。

 

全登場キャラ一人ひとりがかなり濃く色付けされていて、専用武器はあるわメンカラーはあるわでまぁ湧いちゃう。2次元のオタクだから技名叫んでぶっ放すの大好き。

そのぶん、やはりストーリーはW主演の孫一(佐藤大樹さん)&織田信長(増田俊樹さん)がメインで進んでいくので、他のキャラがインパクトの割に出番が少なく、正直物足りないな〜と思いました。なんというか、原作ありの舞台ですごい早回しでも頑張って全キャラ出したぞ!っていう感じの舞台を見たときの不完全燃焼に近い感じで...逆2.5次元プロジェクトというのがわかったように思います。

各キャラのスピンオフというか、アニメシリーズで言う所の主人公回的なのがとても楽しみ。

ああでもやっぱり私はメタ発言が苦手なのでアゲハ(神里優希さん)が自分のことをそのうち(舞台かアニメで)やるかもね〜的なことを言ったときはスン....っとなってしまった。ごめん。

全体的にみんな武器使いバカって感じなんですが、一番見た目にもマッドマッ●スとか世紀末な木偶(章平さん)が実は臨月の嫁さん持ちで家族のためにみたいな発言があったりで一番繊細な人柄が見えたのがギャップです。可愛い。

 

劇場に入ってびっくりしたのが、ステージ上に楽器があったこと。

最初の暗転のSEから多分ほぼずっと?生演奏でした。舞台で生演奏とか最近だとALTAR BOYZぐらいでしかみてなかったので...あのアイアのクソ音響で本当に申し訳なくなる...生演奏のおかげかわかりませんが、今回音楽が音割れとかで耳障りに感じることがなかったように思います。たぶん。

 

曲については織田信長顕如(輝馬さん)が鬼のようにうまくてすっごく心地よかった。ラスボス、真ボスらしい貫禄があって納得の強さって感じです。

歌稽古から入ったと公式ツイッター等にあったのでどうなるかと思いましたが、結構歌多かったです。

あとラップ調のものが多いのが特徴的だったでしょうか。新鮮。

 

舞台セット自体はアイアによくある白基調プロジェクションマッピングって感じでした。ブラインドが結構和風な背景に見えて面白かったです。でもやっぱ大道具とかも使って欲しい...でも舞台上にバンドあるし難しいのかな。

数珠坊の首を取るシーンのステージの使い方がとても印象に残りました。

 

今後はまずアニメ化が待ってるらしいのでそれも含めて期待してます。

舞台が原作ということで、よくある声優に声を似せる俳優さんとは逆のキャスティングになるのか、キャラデザは俳優さんに寄せてくるのか、とか。

2クールぐらいはほしいな。