24時間戦えません

たぶん、舞台の感想

アンプラネット―Back to the Past!―

アイドルは、ここにいる。

 

www.nelke.co.jp

ネルケの公演情報スマホで見やすくなりましたね。

急にポエマー極めるくらいにはアイドルステージを応援してて良かったと思った作品でした。

ありがとうドルステ。ありがとう亀田先生。

 

正直今回のお話はシリーズ前作見てないとわからない設定も少なくないと思うので、でも脚本のテンポとか私は好きなので楽しめるとは思います。

アイドルステージは前半がアイドルのバックステージを描く劇パート、後半がうちわサイリウムOKのライブパートです。

 

メインユニットの出演者はもちろん、他の出演者の皆さんも熱演、好演で、とても面白いです。

今作が初舞台というキャストもいるのですがあまりの安定感に驚きました。

どこから見つけてきたんですか。

 

 

 

以下ネタバレしながら書きます。

 

公開ゲネプロの動画がエンタステージさんで上がってますので雰囲気掴みたい方どうぞ!

enterstage.jp

 

こちらはゲネの写真を交えたあらすじです。 

www.youtube.com

 

 

 

感想書きたいのですけれど、多分感極まりながら書いてるのでダラダラ長いしグダッた文になると思います先に謝っておきます。

ほかに初見さんが書いた感想ブログ(見にきてくださりありがとうございます)とかの方がきっと伝わりやすいよ!

 

 

今作のメインはアンプラネットというユニット。

彼らは姉さんの魂を取り戻すため、そして地球で散り散りになった仲間を探すために、アイドルとして名前を挙げて活躍しよう、という海王星人のユニットです。ガチの宇宙人です。

細かいことは置いといて、とにかく、彼らがアイドルになったのは手段である、というのが前作(アンプラネット結成を描いた『アンプラネット』、初演と記述します。)でした。

 

しんどくないですか。

 

めっちゃしんどい。

 

なんでアイドルやってるの、っていうのを本音にせよ建前にせよ語る方は現実にいるとは思いますけど、この作品においてはまぎれもない事実なんですよ。

アンプラネットはアイドルだけど、自分たちのためのアイドルとしてスタートしたんです。

 

きっつい。

 

宇宙人とか生き別れの姉さんとか魂の双子とか憑依とかそういうのはとっても設定として楽しいんだけど。

これから彼らはどうなって行くんだと。

(なんか知りませんがこの初演だけ脚本家さんが違うので、DVDなどでご覧になると印象が他のシリーズ作と違うと感じるかと)

(ふつうにこの脚本家さんの別の舞台は面白かったからたぶん設定とシリーズと相性が合わなかったんじゃないかと思っている)

 

 

その次で昨年上演されました『ミュージカライブ アンプラネット ボクの名は』これは劇中劇という位置付けで、アンプラネットのメンバーがアイドルとして主演舞台に立ったものです。

作中、なんやかんや事件が起こってその解決のためにアイドル選手権に出る、っていう初演の当て書きかなぁという感じの展開があり、その中で「アイドルが楽しい」という感じのお話でまとまって、すごく嬉しかった。

希望が芽生えた。

 

 

そして迎えた今作。

 

「アイドルとは一体なんなのか、一緒に考えてみよう」

 

シリーズ作として先輩ユニットの「三日月」からご出演の青羽要様の授業から幕をあける。

この問いが、もうほんと、ほんとに、ぐっさり刺さって。

 

もうめっちゃ割愛して結論から書きますけど(語彙がない)

 

自分たちの目的を達成するために、アンプラネットは過去にタイムスリップしてやり直します。

その計画はなんとか成功し、冒頭シーンの時間に戻る。

すると過去が変わったから、彼らが結成したアンプラネットというユニットも、ユニットのリーダーとの絆も消え去った世界になっていたわけです。

その変化に戸惑い、うろたえるメンバーたち。

 

アイドルは居場所が出来たときアイドルになる。

 

要様がそう語って、奥に控える三日月ファンの三人組が大号泣してるのでめちゃくちゃ次回公演気になるのですが(次回作ある前提)

 

アンプラネットにとってのアイドルが、ただの兄弟のための手段から、リーダーとの絆をはじめとした居場所のひとつになっていて、失った痛みを感じていることが本当に嬉しくて。

あとこのシーンの打ちひしがれ方が三者三様で良いし舞台が回転するのでどこに座ってても観れる親切設計。

 

 なんやかんやあってまたタイムスリップしたアンプラネットは、アイドルグループ「アンプラネット」も取り戻して大団円。

新たなライバルユニットも誕生し、これからもアンプラネットはアイドル活動して行く感じで幕を閉じました。

 

アンプラネットが、本当の意味で、アイドル活動を始めることができたのが今作。

私たちが応援しているのに、彼らの目線はどこか別のところにあった初演からの空虚さがやっと晴れ渡りました。

正直どうしようかアイドルステージどうしようかなくらいに思っていた時期もありましたが、今作できっちりアイドルとしての新たなスタートをきってくれたので、ホッとした気持ちです。

なんなら初演の空虚さも必要なことだったのかなと。

(初演が嫌いというわけではないです。話のトリックやキャラ付けなど好きなのですが、アイドルを応援しているオタクとしての心がグラグラしたという点でちょっと、っていう)

 

今までずっと、初演からのエンディングナンバーの「with you」がしっくりこなくてこなくてもだもだしながら聞いていたのですが、やっと彼らがアイドルであること、チームであること、応援しているファンのことを見据えたお話を通過することで、感無量でした。

 

遠く先 目線は遠く先 未来の僕たち

毎日がStart

僕らがこれから選ぶ道のりは同じ夢

 

これからは同じ夢を、アンプラネットとして歩み出す。

ちょっと切ないくらいに、旅立ちを見届ける気持ちでいっぱいになりました。

(あと過去をいろいろタイムスリップでやり直す中で、初演の時間軸やできごとがあやふやになりそうで脚本すごいこわい作りになっている)

 

 

ライブパートはもうほんと全力で楽しみました。

というか今回からデビューするプライムーンという3人ユニットがあるんですがどうしたことかファンサがすごい。

あと劇中の存在感も新人と思えない貫禄を見せるような物言いをするし、躍進がすごい。どこから見つけてきたんだ。

三日月に引き続き、ファンを丁重に愛する感じというか、あんなもったいつけて狙い撃ちの投げキスもらったら落ちるに決まってる。

 

とりあえず1/14まで品川クラブeXで公演中なので6000円とペンライト持ってぜひお越しください。

あと来月ライブのみのイベントもあるのでバレンタイン予定がない人みんな来ればいいと思う。