24時間戦えません

たぶん、舞台の感想

舞台 ACCA 13区監察課

http://www.acca-stage.com

ナイスミドルなおじさんに酔いたい人は来て〜〜!!!!!!!!

原作がオノナツメ先生で、なんというか実写や演劇にマッチしやすい絵柄だしとても楽しみにしていましたそして楽しい!!!!

 

原作の話を2時間ちょいにまとめているので、完全初見だと最初のバラバラの伏線で引っかかるかも。個人的には原作読んだ時最初そんな感じだったので、あまり気にはならなかったですが。お話として重要なところはしっかりまとめ上げてあると思います。

 

円形ステージなのでチケット増やしてアッチコッチ入るのも良いと思います。

品川クラブexてそんなに広くないので、プロジェクションマッピングとかもなく、演劇っていう感じが強く出ていると思います。

石井さんの演出の印象ですが、役者さんを動かして舞台セットのひとつに見立てるというか。

背景である人たちはゆっくり動いて、メインの会話をしているキャラは通常スピードで見せて、円形のどこから見ても舞台になっているっていうのを楽しめます。

 

開演前めちゃ静か。音楽ともSEとも言えぬあやふやな音で空気がじわじわ作られて、フッとやんでメインテーマのインストから暗転、幕開け。

 

若手とミドル半半くらいで、私が普段見てるのとはまた空気感が違って良いです。

アンサンブルがお二人(ヤング担当Ibuさん、アダルト担当文、秉泰さん)いますが、キャラクター役を持っているキャストさんが入れ替わり立ち替わり、アンサンブルとして舞台を彩るんです。キャラでいる時間よりモブってる時間やセリフのが多い人も多々!すごい!楽しい!

推しが出てる人原作でこのシーンから〜とか油断してたら初っ端一曲目からびっくりする。

 

そう、曲があるんです。

作詞作曲振り付けって制作に連なってたから一体どうなるのかなーと思っていましたが、シーンの切り替えですごくわかりやすいなと楽しい。

ACCAは13の自治区を統括する組織、主人公はその13区を視察してまわるのですが、その自治区ごとの特色が、地域色のある曲調やダンスで表現されて、そして多彩な衣装で違う地区に来たってわかりやすい。

13回て。

他のキャストもかなり着替えてる。地区ごとに5、6人出したりしているので、裏方すごいことになってそうです。何着あるんだろう。

 

冒頭でナイスミドル言いましたけど、持ち歌があってコミカルにちょっと様子がおかしいおっさん達が可愛くて楽しいのでそれも好き。

あと今村ねずみさん(リーリウム役)のダンスが美しくて見惚れてしまった。すごいやわらかい...

 

12日までで当日引き換えと当日券があるのでよかったら見に来てほしいです!

 

ネルケ作品ですけど、作品以外の部分でもなんだかいつもと違うなって印象です。

・コラボパン(美味しい)

・コラボドリンク(ステッカーもらえる)

・DVDだけでなくBlu-rayもでる

・予約受付用紙がフルカラー

・内金1000円

・会場予約(特典あり)とAmazon予約(特典あり)がある

・撮り下ろしグッズの受注販売

 

こういうのって製作の意向とかでいろいろ変わってくるんでしょうか。面白いなって思いました。私はイチジクのパンが好きです。