24時間戦えません

たぶん、舞台の感想

煉獄に笑う

ネタバレします。

あとすけべオヤジみたいな感想が入るのでそれは先に謝っておきます。

 

 

そろそろ舞台で織田信長公話題にされすぎな気がしますが時代ものでドラマティックなところというと戦国か幕末になりがちだから仕方ないかな...と最近思います。笑

 

今回は原作の予習全くナシの完全初見で観に行きました。衣装が派手だからキャラクター見間違うことはないだろうと思いましたし...八咫烏の皆さんマスクに名前書いてくれてるし。

先に見に行った方々から、殺陣すごい多いと聞かされてて、どんなものかと思いましたが、実際体感として長い!多い!見せ場が続きまくる!!時間測りたい。何回剣戟SE流したんだろう。

 

弓月(浅田舞さん)の語りで幕が開けました。

予想以上に個人的には好みの声で素敵だなって思いました。双眼鏡で見ましたがさすがに下乳コルセットはありました。でも本当に綺麗なお腹だった。

殺陣もけっこうあって綺麗だなーって見ていました。

 

主演の石田佐吉(鈴木拡樹さん)、よく動く方だなってやっぱり思いました。

主人公らしくけっこう感情的なシーンもあったりして、割とスカした役を見る機会の方が多かったので楽しかったです。なんでも似合うなって思います。

 

双子の芭恋(崎山つばささん)と阿国(前島亜美さん)、2人ともやっぱり声が素敵で、ユニゾンすると不思議な響きがあって、双子の同時セリフとても良かったです。

母の回想シーン、阿国の一人演技の表情が情深くて、ドセンの目線席で観たいです。哀しみの演技他に2つほど(クジラの子らは砂上に歌う/リコス役、龍よ狼と踊れ/フラン役)見てますが、本当に好きなんですよ。

あと顔が綺麗とかもあったんですけど、足に目が行って仕方がない。芭恋は下にハーフ丈のを履いてるのでそれほどなんですが、阿国ががっつりロングチャイナ並みのスリットが入ってるし...綺麗なおみ足でした。

殺陣が多かったのですが、チラリズムがすごくて良かったです...1幕は。

1幕終わりで...死んじゃったから...2幕始まってから双子の殺陣はなくて...ああ女子成分が足りない。

 

八咫烏の皆さん、とにかく濃かった。

ちょっと今回のお話では勿体無いと感じるくらいでした。原作を読んで観たいと思ったのは八咫烏らへんの不完全燃焼感がいちばんの原因かもしれません。

百地丹波(吉野圭吾さん/角川裕明さん)とってもかっこいいんですよ...声が深くてボス感すごいし。あんな胸部開いた衣装で心臓突かれるぞ!?とか思っていたのですが、あの胸板なら全然心臓ガードできそうな力強さがすごかったです。

2幕始まってしばらくしてから全員の得意攻撃紹介の殺陣が続くのですがこれがなかなか長い!

忍ミュとかだと武器解説が入ったりするから楽しいんですが、でもまぁ決め技叫んだりするような舞台じゃないし仕方ないというか...シロウトが何をって感じですが、ここが殺陣長いと感じた山場のひとつです。

 

クライマックスの殺陣が本当に長かったーーーー!!!と感じた最大の山場でした。

ほぼ総力戦で戦いっぱなしですから...アンサンブルの皆さん本当にお疲れさまです...!

あとまぁ「双子生きとったんかいワレーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!????」って内心叫びましたけど。

いや生きてて良かったですけど。

義兄弟の盃のシーン可愛かったです。誰が兄か姉かでもめてるように私には見えました。私は阿国お姉ちゃんが欲しいです。

 

話題になっていました挿入歌ですが、佐吉と一緒にいたのが長いのは芭恋なので、崎山さんの方で歌うのはまぁそうなのかな?と思いました。個人的には双子のデュエット聴きたかったなぁ...

 

ストーリー全体としては主人公とその仲間の出会いとでっかい敵と対峙して俺に戦いはここからだ的な起承転結があったので分かり易かったです。初見でも大丈夫でした。

 

あと舞台セットが見応えありました。

セットひとつひとつが凝ったつくりとかではないのですが、シンプルな階段、高さの違う箱、格子、布仕切りなどで、シーンごとにごっそり配置が変わっていろんなステージに変形して面白かったです。

地面の穴などが奈落ではなく、舞台セットどうしの隙間であちこちに出現してて、1階席からだと本当に神出鬼没という感じでした。

アンサンブルの方が黒子で動かしてるのが多かったのですが、早着替えで(たぶん上衣の裏地が黒で、表は村人脱いだら黒子という感じかな...?)文字通り縦横無尽の活躍でした。

あとセットが可動式で不安定な場でもガンガン殺陣あったりで役者さんたちは本当にすごいなと思います。私は足もとがちょっと揺れただけでもビビる。

 

千秋楽テレビでも放送あるらしいですね!すごい。

いままで千秋楽といえばライビュというのがだいぶん普及しましたが、今後はテレビもどんどん広がって行くのかな。帝一の國大海帝祭も生中継してくれましたし。

ライビュは大画面っていう味があるし、テレビで人に勧めやすくなるのはありがたいです。

 

女声ボーカルの挿入歌買わせてほしい。