24時間戦えません

たぶん、舞台の感想

『推しが武道館いってくれたら死ぬ』が大好きになった。

たぶんきっと推し変したなって自覚したときの話です。

マンガのタイトル拝借しました。

こちらがずいぶんメンタル的なきっかけだったので、紹介させていただきます。推し活やってる人は共感するしない度合いの違いはあるけど面白いし絵が綺麗だから読んでほしい。女の子が可愛いマンガは最高。

 

 

詳しいレビューはこちらの記事で書かれてて、マンガ自体の話はこちらのが大変親切と思います。

私は確か1巻が発売されたくらいの時にヴィレヴァンで平積みされてたのと試し読みが面白くてそのまま買って帰って枕もとに常駐しています。

pink8er-hana.hatenablog.com

 

 

 

以下ネタバレや内容に触れつつ推し変自覚したな〜っていうのつらつら。

 

 

 

ちょうど推しAに推し活してるって自覚がある頃くらいに読みました。

その時は共感度そこそこ、作中のえりぴよさんたちの言い回しが面白いなぁ、と楽しんでいました。

推しAは素敵な人だと思います。でもやっぱ男性だしキリッとしててほしいし、かわいいよりかっこいい。女子アイドル対象の発言はあんまり共感ないな〜って。

あとえりぴよさんほどこう...なんというか崇め奉るというか夢中のベクトルは違うなと思っていました。一方で、グッズとか現場での頑張りはめちゃくちゃ共感していました。

世界平和を願う心。

おたくの朝は早い。

ブログの写真再現遊び。

 

で、推し変の頃。

目に見えてのお金の動きが変わったっていうのもあるのですが、推しXが本当に可愛くて可愛くて天使なんです。

たまたま観劇してて関係者席に推しXがいたらえっ...えー....うわ天使が実在してる...って動揺するし、自撮り下手くそでもかわいいし、どう考えても様子がおかしい。私の。

それで推しが武道館いってくれたら死ぬ読んだら、推しAのときはなんとも思わなかったえりぴよさんのテンションに、それなわかる〜〜〜!!!!!!って共感待った無しになっていた。

それでね、なんかもう吹っ切れたというか。

こんなにも可愛くて心動かされる存在だから、推しじゃん、って。

 

まぁでもとりあえず一旦冷静にはなろう、もうひとつくらい舞台を観てから考えよう、単に演じたキャラクターが好きなだけかもしれないよ。

 

とか思ってたんですけどね!!!!!

いや普通に次の作品の舞台観たらきらきらしてて天使相変わらずかわいいし!!!!!

好き!!!!!!!!

ってなって帰ってきた(チケットを増やした)

 

 

正直、推しAから引き下がる(降りる、というには不完全な感じ。ゆるおたしてるし)ときが推し活の終わりかと思っていたんですが。

全然そんなことはなくて、あらたなエネルギーの向け先を自覚できてしまいました。

 

推しXに対してはえりぴよさん7割くまささん3割くらいのテンションかな。

えりぴよさんの一生懸命さやテンションに近づいているので、今後も推し活の1つのエネルギーとして読んでいきたいマンガです。

 

LINEスタンプ作ってほしい。

舞台 ACCA 13区監察課

http://www.acca-stage.com

ナイスミドルなおじさんに酔いたい人は来て〜〜!!!!!!!!

原作がオノナツメ先生で、なんというか実写や演劇にマッチしやすい絵柄だしとても楽しみにしていましたそして楽しい!!!!

 

原作の話を2時間ちょいにまとめているので、完全初見だと最初のバラバラの伏線で引っかかるかも。個人的には原作読んだ時最初そんな感じだったので、あまり気にはならなかったですが。お話として重要なところはしっかりまとめ上げてあると思います。

 

円形ステージなのでチケット増やしてアッチコッチ入るのも良いと思います。

品川クラブexてそんなに広くないので、プロジェクションマッピングとかもなく、演劇っていう感じが強く出ていると思います。

石井さんの演出の印象ですが、役者さんを動かして舞台セットのひとつに見立てるというか。

背景である人たちはゆっくり動いて、メインの会話をしているキャラは通常スピードで見せて、円形のどこから見ても舞台になっているっていうのを楽しめます。

 

開演前めちゃ静か。音楽ともSEとも言えぬあやふやな音で空気がじわじわ作られて、フッとやんでメインテーマのインストから暗転、幕開け。

 

若手とミドル半半くらいで、私が普段見てるのとはまた空気感が違って良いです。

アンサンブルがお二人(ヤング担当Ibuさん、アダルト担当文、秉泰さん)いますが、キャラクター役を持っているキャストさんが入れ替わり立ち替わり、アンサンブルとして舞台を彩るんです。キャラでいる時間よりモブってる時間やセリフのが多い人も多々!すごい!楽しい!

推しが出てる人原作でこのシーンから〜とか油断してたら初っ端一曲目からびっくりする。

 

そう、曲があるんです。

作詞作曲振り付けって制作に連なってたから一体どうなるのかなーと思っていましたが、シーンの切り替えですごくわかりやすいなと楽しい。

ACCAは13の自治区を統括する組織、主人公はその13区を視察してまわるのですが、その自治区ごとの特色が、地域色のある曲調やダンスで表現されて、そして多彩な衣装で違う地区に来たってわかりやすい。

13回て。

他のキャストもかなり着替えてる。地区ごとに5、6人出したりしているので、裏方すごいことになってそうです。何着あるんだろう。

 

冒頭でナイスミドル言いましたけど、持ち歌があってコミカルにちょっと様子がおかしいおっさん達が可愛くて楽しいのでそれも好き。

あと今村ねずみさん(リーリウム役)のダンスが美しくて見惚れてしまった。すごいやわらかい...

 

12日までで当日引き換えと当日券があるのでよかったら見に来てほしいです!

 

ネルケ作品ですけど、作品以外の部分でもなんだかいつもと違うなって印象です。

・コラボパン(美味しい)

・コラボドリンク(ステッカーもらえる)

・DVDだけでなくBlu-rayもでる

・予約受付用紙がフルカラー

・内金1000円

・会場予約(特典あり)とAmazon予約(特典あり)がある

・撮り下ろしグッズの受注販売

 

こういうのって製作の意向とかでいろいろ変わってくるんでしょうか。面白いなって思いました。私はイチジクのパンが好きです。

ハイキュー!! 進化の夏

今さらですみません。

ざっくり感想と演出の好き嫌いの話。短い。

 

ハイキュー!!は原作が好きで見てます。というか舞台化以前にミュージカルになったらどうする?みたいな話は何度もした。舞台だから歌わない...歌わないけどハイステってめっちゃ踊るというか肉体言語的というか音楽もキャッチーだし...「絶対ミュだったらこっから歌」みたいな気持ちによくなります。つい。

 

今作は試合がない期間のシナリオでしたが、私が愛してやまない「プライド以外に何が要るんだ!!!」のシーンがやっっっっっっと実現するのでめちゃくちゃ楽しみにしてた。実際そのシーン予想を超えて満足したので最高でした。ありがとうございます演じてくれて。

 

バレーは6:6で試合が進むから舞台上がすごく賑やかな印象。

途中でごちゃるから背番号のありがたみを噛み締めながら観ています。

 

各学校のカラーが出てる曲調とかダンスがモチーフの動物っぽいとかは好きです。

梟谷まじでウルセェ(褒めてます)

あとプロジェクションマッピングと題するぶん、コミックの切り抜きから飛び出したみたいな演出は良くも悪くも好きです。後述しますがうーん...好きじゃない!ってときもあります笑

 

ただ、全体を通し演出がそん........なに好みではないというか、すぐお腹いっぱいになってしまうというか。

演出の方変わったりはありましたがハイステらしさは個人的にそこまで変わってないなぁと思います。

お面芸苦手なんですよね...とくに過去回想とかちょっと真剣になりたいときに出て来るとスン....ってなる.......

あと漫画っぽい演出だと、幼い月島が兄の姿にショックを受ける「ガツーン。」のところがまるまるスクリーンの文字だけになったのがショックで。意図はあるかもですが、好きじゃないなって思いました。

 

細々書いていくとまだありそうなのですが、原作が好き役者が好き演出は良くも悪くもうーん...ってなりながら観てるという状態です。

すっごい楽しいのになんかこう..不完全燃焼感が毎回あるというか...悪くはないんだろうけど私の好みじゃねーーーーーごめんーーーーーーーーー!!!!

 

色々とありましたけど次回作も普通に楽しみに観にいきます。はやく影山役影山さんの試合が観たい。

 

 

 

野畑の飼ってた宇宙人 青組

http://vacar.co.jp/stage_060.html

観てきました!後半にネタバレ含む感想書きます。

 

保木本さんの脚本作品は2本めだったはず。

前回観た『ニューヨークで猫を殺す方法』がシチュエーションコメディあとサスペンスとシリアスと愛憎でなんかいろいろすごかったんですけどとにかく面白かったし、同じ会場でコメディときいてチケット取ってみました。

 

ニューヨーク猫を殺す方法

https://sumabo.jp/22018

ちなみにこの時の観劇のきっかけはテニミュOBめっちゃいるな!?でした。みんなキャラが濃くて楽しかったしチケット増やしてもう一度見ました。

 

野畑とっても面白かった!私の好みでテンポも笑わせ方も全部楽しめました。

ワンシチュエーションでものすごくドッタンバッタンしながら話が進んで行きますが、要所要所でキーワードをまた拾ってと伏線回収が楽しい。

あと会話と会話で勘違いが重なって大事故みたいなギャグが本当に好きなので...あー楽しかった。

少々劇場が寒いかもとのことでしたが、爆笑してるうちに身体がぽかぽかしてきたし、ひざ掛けは途中からどっかいくし(爆笑してるうちに膝叩いたりして落としてた)間違いなくカロリー消費したし表情筋もぐぐっと鍛えてもらえました笑

 

とにかくコメディだから役者さんの全力の声や顔や大暴れな身振り手振りやら緩急やら、すごい。面白い。

あと時々役者さんが起こす事故がもう全部面白くて...固定ネタじゃないところもきっとあるんでしょうけど全部面白くてアドリブだかどうだかもわからない、勢いがすばらしい。楽しい。ジェットコースター。

脚本もコメディでくっだらないネタからオマージュネタまで盛りだくさんで、頭からっぽにしてケラケラ笑えます。

 

男性主演の青組公演は22日まで、来週は女性主演で男女逆転の赤組公演があるので、ぜひ行ける方は見ていただきたいです。当日引き換えが発売中だそうです。

赤組はこちら http://vacar.co.jp/stage_061.html

 

 

 

 

 

ここからざっくり脚本バレって感じの感想です。

 

 

 

 

 

タイムリープもの今年何本めかな!!!???しかし飽きませんどの脚本も好きだよ!!!!

 

役者さんも、三枚目ぽいから面白い、二枚目なのになんかバカで面白い、真面目にやってるから面白いとかいろーーーーんなパターンのキャラ取り揃えで面白かったです。

女の子もホンッットかわいいから余計に全力の表情がいいんですよね。ドーラちゃん大好き。

セリフ量も勢いもすごいんです。ほぼノンストップでお話が展開していく感じで、テンポがパンパンパーン!とハマっていく。役者さんの掛け合いがとても気持ちいいです。

取り乱したりとかしててもしっかりセリフが伝わってきて、とても安心して物語に乗っかることができました。幸せ〜!

 

途中の早回しダイジェストなシーンとか、子供の名前が運地とか、ニューヨーク〜でもあった感じがあってちょっと脚本そのものとは違う意味で笑っちゃったりしました。

(ニューヨーク〜では子猫の名前を「運命の『運』に子どもの『子』!!!」とかやってた)

 

終演後のロビーで役者さんが何人か出ていらしてお顔がみれたのですが、みなさん(役者さんも囲ってるファンの方も)笑顔ですごい楽しそうでした。

(個人の感想です)

 

いい舞台だった〜!

推し〜コメディやって〜!!!!

 

俳優おたく向いてないって思った理由。

ブログタイトルの由来みたいな。

推しAに対して24時間頑張れなくなった理由をつらつらと。頑張れなくなったことがしんどくて情けなくてゴネてた頃の私への供養です。

っていうかそもそも舞台に行くのに推しを観るのに頑張るっていうなんかその...プレッシャーみたいになったのはほんと良くなかったと思う。

大きく分けて2つ。

推しAの対応がどうのこうのとかもあったんですけどまぁタイミングが悪かったよね、って感じです。きっと私にもっと余裕があればまだ元気に俳優おたくしてたかもしれません。

 

 【金がない】

これですねほんと一番メンタルにキツかった事実。

地方も含めて全通かリーチくらい、ランダムグッズは予備あるくらい集める、で2年弱駆け抜けたのですがお金が全然貯まらない。

違う公演でチケ発が重なって50万弱一度に吹っ飛んだ時はボーナスなかったら死んでたと思います。

そこそこ自転車操業でやりくりはできていましたが、それでちょっと他のことを我慢したり、もしもの突発的なことがあった時にどうしたらいいんだろうとか漠然とした不安がつきまとうように感じることが増えました。

それでやっぱり推しAに対してモチベが下がったのが先かお金の問題が先かはあやふやですがそのあたりで無理かなーって思い始めた気がします。

もともと多趣味で一度に万単位でお金を使うことが多く、宿泊を伴う旅行・アニメの円盤購入・推しイベソシャゲ課金・アーケードゲーム自費出版参加及び購入・コスプレなどなど...オタク的なことは片っ端から首を突っ込んでしまうタイプで...振り返ればそもそも俳優おたくもその流れからだったんですが...生き方がDD。だってどれも楽しみたいんだよ〜〜!!!!!

お金のかけ方が自分の生活と合わなくなってしまったんだと思います。

 

【作品があわない】

上記のお金がないの時期と同じくらいに出ていた作品があんまり面白くないな〜と思ったんです。

それで、推しAにお金かけたくないからつまらないと自分で自分にフィルターかけてるのかな、とか。自分の中の天邪鬼なところが作品をけなしてるのかな、とか。

 

....最近やっとその頃のことを振り返ってみて思うのですが、やっぱりつまらなかったなって思いました!!

推しAに手紙を書く気にもならなかったし、ツイッターやブログで触れるのもめんどくさいくらいつまらなかったんです。で、他の方の記事とかツイート検索をいまさらやってみて、多かれ少なかれ私と同じ感想(同厨他厨問わず)を見かけて安心したというか。仲良くしてもらってる友だちに聞いてみても似たり寄ったりの感想が返ってきて納得したり。

こればっかりは仕方ないですね。

他厨の友だちからのお誘いや某招待優待に積極的に行くようになって(お金の余裕ができ始めたからっていうのもあります)そこでみた舞台が面白くて増やしたりと普通の観劇ライフは相変わらず送れていますし。

昨年と比べると、トータルの観劇本数は5、6割くらいで観た公演はだいぶ多岐になりました。観たものすべてをブログに載せているわけではありませんが、たくさん観て書くの楽しいです。今の私にはきっとちょうどいい。

 

 

こんな感じ。

冒頭でも書きましたがやっぱり自分に余裕がないと全力投球なんてできないな。

かかったお金や費やした時間はさほど後悔していません。それはその時の全力もまた楽しかったし。自分のボーダーも分かったし。

推しAのこと追わなくなる時が俳優おたくの終わりだろうなぁとか思っていましたけどコロッと推しXに出会って脳内がお花畑になってるし。

もうたぶんないだろうと今は思ってますけれど、また何かの弾みで全力投球し始めるかもしれませんし。

 

まぁほどほどに観劇ライフを楽しみます。

あ〜〜5000兆円ほしいし365連休ほしい閏年だけ働く。

 

テニミュ3rd 関東立海

書こうと思って思い出すたびにアァ〜〜最高だった......ってなって筆が進まない。

 

全51公演お疲れさまでした!

好きな試合なのでいつも(5公演前後)より多めにとって最終的には当日券もこみで凱旋はほぼ見にいった。尻が痛い。

やっぱりね、テニミュが好きなんですよ。気になるとこはそりゃあるしアンケートも書くけど、ワクワクして楽しいんですよ〜〜!なんであんなに残る歌詞と音楽と振り付けなんでしょうね。

 

テニミュに関してはキャラクター、原作厨の方が強くあるので、キャストさんにはイタコ的な見方をしがちです。

なので正直六角公演の時はハラハラしっぱなしで、これで関東立海を戦い抜けるのかと...思っていましたがいやすごかった。成長すごかった。凱旋公演ではちょっと疲れが見えそうなとこもありましたが、すごい熱だった。

 

 

 

ざっくり流れにそって感想。俳優さんどうこうよりはキャラとしての感想が多いと思います。

 

 

オープニング。

立海新校歌、歌がうめぇ。

初日からなかなかの完成度でぶつけてきて大変嬉しかった。うまいというか、立海というラスボスらしい重い声が好きですほんと...ストリングスと重低音によるアレンジがこれぞ立海って感じでテンション上がる。紹介曲だからひとりひとりのポージングもきっちり決まってて熱くなりました。

青学のテーマは思っていたよりは明るめのメロディーで驚きました。歌詞は結構ストイックな感じでしたが。初日、おおみんな上手くなってる...と完全に親目線化してました。

 

六角による青学激励。

featなので日替わりがこのシーンをはじめ多数でした。あとサエさんやっぱ歌うめぇ。

前後しますが試合開始前の曲、イントロからパーカッションとギターが入ったら急に六角カラーな曲になるのがとても気持ちよかった!

 

赤也VSリョーマ

スッゲェ飛んで転ける。何度もジャンプし倒れこんだりしててこれ51公演なかなかヘビーだなと思います。2幕は真田戦だし。ほんと六角公演以来よりずっとたくましくなったなぁ..と。

赤也の顔がマジで怖くてびっくりです。何でしょう、フェイスラインというか顔の彫りがすごい。

 

D2試合。

丸井ブン太可愛いフェスティバル。曲ももちろんですがアイドルパワーがすごかった。早くドリライでペンライト振りたい。ジローとアイドルしてほしい。それでいて妙技決めたときとか、青学優勢になりかかったときの真剣な眼差しがよかったです。あと試合終了の時くしゃっと笑ってはよっしゃ!ってなってるのが。いちばん中学生らしかった。

ジャッカルも苦労人のオーラ感じてめちゃくちゃ応援したくなりました。あと汗拭くタオルが茶色だったのちょっとクスっとしました笑

桃城、海堂それぞれの歌がすごい極限状態というか、汗にじむような歌い方で熱かった。桃城ってめちゃくちゃかっこいい。桃ちゃん先輩応援したい。青学一年になりたい。

 

D1試合。

新曲きた!!2ndでも1stと同曲だったので期待してましたがやっぱり嬉しい。劇中着替えはかわらずやってくれましたし。今回のD1は体格のシルエットも似ててまた新たな魅力がありました。曲中のやり取りや表情なんかでダブルスの関係性が見えて楽しいです。今回の柳生さんはとっても乗り気な感じ(二つ返事で入れ替わりダブルスしてそう)、逆に仁王さんは素直そうなところが見え隠れするような(絶対弱味とかは握れてなさそう)...二人ともブラフは上手そうですが。

 

直立ベッド。

いやほんと初日完全に1幕の感想ここに持ってかれました。笑ってはいけない関東立海24時。

初日とか幸村の布団完全にベッドメイク仕立てのホテルのベッドに無理やりねじ込んだみたいにパッッツーーーーーンて強さで板についてて首のとこ布がピーーーーーーンてなってましたからね!?だんだん布団らしいシワになりましたけど。

暗転からジャージで登場するのとか手前にいる立海レギュラーの並びで幸村のぶん立ち位置あけてるとか胸熱なシーンでした。

 

2幕あけ六角。

うまいこと原作ネタとか絡めてきてて楽しかったです。六角ってすごいワチャワチャしてて可愛いな...好きなのはダビデバレンタイン1位がらみネタです。タイミングの奇跡。

ネタ長くなりそうだな、とちょっと思っても木更津あたりがバシーンて仕切ってくるから安心できました笑

 

S3試合。

柳声めっちゃええ。(さくらいたかひろさんにちょっと雰囲気似てる気がした)(個人の感想です)

いやほんと舞台で聞いててすごく耳にすーっと入ってくる声で素敵だなって思いました。データテニスの試合はセリフが細々してる感じですが、とてもよかった。

突然の幼少期実写。笑ってはいけない関東立海24時。いやちょっと幼すぎない!?4年と2ヶ月と15日で体積3、4倍ぐらいになってない!?

とまぁ思いましたが段々慣れてしまいました。凱旋とかで初見の友だちと連番したら隣から笑いをこらえる気配があってちょっと面白かった笑

柳が試合展開に気付いた時にピンスポでじわっと照らされる乾めちゃ怖かった。そりゃ試合展開そっくりって気付いたらゾクってするだろうけどまさしくその感じ。

 

S2試合。

不二先輩の倒れ方がすごいなんか好き。

赤也の鬼気迫るところは本当に怖かった。歌がうめぇ。ブラッドショットは立海レギュラーのダンスもすごい愉快でした。真田が帽子をすっすっって動かしたり柳がジャージのチャック上げ下げしたりして中学生してた。

千秋楽はライビュで見たのですが、試合後に不二の視線の先にある青学の旗がしっかりうつされて思わず涙が。カメラワークすごい。

 

S1試合。

手術前には行くからと言っていたチームメイトがこない。そんな離れ離れの中歌われる「君を信じてる〜もう迷いはない」。めっちゃ歌がうめぇ。ドリライかよ。あとラスト坂の上で星空が背景で幸村マジで召されそうすぎてビビった。

風林火山もすごい好きですほんと...早くドリライやってくれないかなーUOバルログで爆焚きしたい。

そしてリョーマ

SAMURAIの入りで「あいつどういうつもりだ!?」「「「勝つ気さ!!」」」ってトリオがすごい笑顔で言うのがなんかもうめっちゃ泣ける。青春....。

「まだ、まだ、まだァ!!!」って叫ぶところで本当にゾクッとして、ああ本当にこの子はリョーマなんだって思いました。

少し疲れもあるかな、とハラハラした時もありましたが、全力で歌い、汗を散らし、笑顔で、真田を見据え、まさしく真剣勝負の姿。目が離せませんでした。

 

ラスト、立海の悔しい顔がしんどくて、何度もなんども泣きそうでした。でも立海レギュラーが泣いてないのに、となんか頑張って堪えました。それでも少々泣きましたが。

本当に、毎公演、試合の流れも結果も知っているのに、どっちが勝つかわからないくらいの熱さでした。今日こそ立海勝つって思って劇場で見ていました。

 

トロフィー日替わり。

試合の後の気持ちがここでだいぶ癒されました笑

 

ずらずらっと書きました。

なんかたぶん、もっといろいろあったと思うんですが、見終わったら完全に

(ᐛ) すてき。

って頭がカラになってしまって...

楽しかったです。

 

次の比嘉公演で私のテニミュ10周年です...時の流れは早いですね。

あの時私をテニミュに誘ってくれた友だちには感謝し足りないです。

ミュージカル 『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』

http://hpot.jp/stage/billyjapan

人づてに評判をきいて、行ってみたいな〜と思ったので当日券並んで行きました!

先着なのか〜とちょっと朝早くから行きましたが、会場着いた時点で十数名並んでました。私の少し後ろまでが指定席、完売後は立ち見販売になり、私が行った回は販売開始時間にいた人まではあったようです。

 

赤坂ACTはリボンの騎士と刀ミュプレライできたことがあります。

豪華な劇場はやっぱりいいな...トイレの回転も早いし綺麗だし広いし...

休憩こみ2時間50分だったんですが全然お尻痛くならなかった...終演後「痛くねぇ!?」って驚くぐらいには...同じくらいのTDCとかアイアとか完全に痛みを感じるのになんかもうほんとどうお金を出せば劇場の椅子取り替えてくれますかね!?

 

舞台に話を戻します。

ざっくり感想。

 

とにかくパワーがすごい。大人の重いところ、若い世代の青いところ、子供たちの熱いところ、全てがビシビシ伝わってくる!

特に子役の皆さんは本当にあの小さなからだにどんだけエネルギーとポテンシャルが秘められてるんだよ!?って驚き拍手し思わずFooooooooo!!!!と声援が出る(出していい雰囲気だったしbravo!とかも出る)

 

どの歌も好きなんですがいっちばん泣いたのはマイケルが歌う曲。一幕で思い悩むビリーがマイケルの家を訪ねて、そこでこう励まされる(というかマイケルのペースに元気付けられる感じ)のシーン。

自分らしさがいちばんとか、他人のことなんて気にするな!とかそういう感じの歌詞だったと思います。めちゃくちゃこっちも元気が出る...泣ける...

あとほんとこの二人のダンスが素敵で...素晴らしいショーでもありました。Foooooo!!!!

 

 技術とか全然さっぱりな私ですが、次々に披露されるバレエやタップやあとなんか色々、とにかく圧倒されるし観てるだけでものすごくワクワクドキドキするんですよ。次はいったいどんなの魅せてくれるの!?って。

 

物語の中盤からはビリーの夢と、家族や現実がぶつかり合います。

1幕終わりの激情のシーンはもう迫力がすごすぎて震えました。なんか死んじゃうんじゃないかって思った。うまく言えないんですけど。私が死にそうだった。

ビリーのお父さんに対して、最初は本当になんで認めてくれないのよこの頑固者!って思ったのですが、彼にも彼の人生があってここまできて、ビリーの夢についてもまた新たな決断を強いられて、そう簡単にはYESと言えない。

葛藤するシーン本当に苦しかったです。自分にひっついてるものや抱えているものが増えれば増えるほど苦しくて愛おしい。

ビリーも家族が反対したことで一度は引っ込んでしまいます。振り払って飛び出せばいいともやっぱり思っちゃったんですが、家族だから、大好きだから、観ていて欲しいし応援されたいのかなぁ、どちらかなんて選べないよなぁ...と。

 

物語の終盤では、ビリーの夢を支えてくれる人たちが増えていきます。もちろん家族も。

ビリーが受験に行った先で、ビリーのお父さんに声をかけた男性のバレエダンサー。しっかり息子を応援してやれよっていうので泣いてしまった。ほんのすこしのシーンですが、なんか色々こう...あったんだろうなって。

 

ビリーに、「あなたにとってバレエとは」と面接官が問うところの曲。こちらはパンフレットに歌詞も載ってます。

なんて言えばいいかわからない、ただ止まらない、と切々と歌い上げて行くのがすごく胸に刺さりました。

 

ラストシーン、それぞれにビリーを送り出すみんなの姿に泣きっぱなしでした...

炭鉱に閉じていくシーンの照明演出がすごかったので劇場の1階席の奥の方とかで観て欲しいです。

マイケルが最後に送り出してくれたこと、良いなって思いました。

いつかきっと、家族や、故郷や、マイケルのことを思い描いて踊る日が来るといいなって思います。ビリーの夢はこれからがスタートなんだ...ってしみじみ思い、物語は終わりました。

 

久しぶりに自分からスタオベしました。本当に素晴らしく楽しかったです。

 

 

 

今、俳優として頑張って行く人、家族の応援や周りの力っていうのを今一度省みちゃうんじゃないかなって思います。

余計なお世話でしょうが観て欲しいです。

苦労することが美徳とは思いませんが、それでも決して安易な道ではないはずだと、自分を見つめ直して欲しいというか...俳優業そのものに夢見がちなおたくですみません...

推しに舞台に出ることへの執着心みたいなのを感じるとめちゃくちゃ幸せになる。

そんなおたくごころも湧いちゃう舞台でした。

 

いやしかしほんと楽しかった...一万円ごえのチケットってこういうのだよ...なんてね。