24時間戦えません

たぶん、舞台の感想

舞台 刀剣乱舞 義伝 暁の独眼竜

観てきました!良かった!!

ネタバレ有りで書きます。若干ミュが引き合いに(多分ほぼネガ)でるのでご了承の上読んでいただければと思います。

 

末満さんの舞台が好きなので(と言ってもKステ、TRUMPシリーズと刀ステぐらいしか観ていないのですが)、楽しみにしていました。

話全体を通して、この世界というか本丸には何かある、三日月宗近はなにか知っている、きっとなにか根源的な歪みがあって漏れ出たモノがこの舞台なんだろうな...と思わせてくれるゾクゾクが好きです。

ステは「お前はいったい何を考えている(畏怖)」でミュは「お前はいったい何を考えている(?)」て感じです。私の好みの問題です。

 

 

キャラクターごとで書こうと思います。

刀ステの編成は比較的思い入れがそこまでないので、大方どんなキャラクターできてもなるほどそんな感じか〜と気持ちゆるいです。

 

三日月宗近/鈴木拡樹】

腹の底が見えない。山姥切に問われるシーン、スッと真顔になるのがとてもおそろしい。お隣さんと同時に双眼鏡覗いてた。笑 声の作り方もゲームよりどっしりしているというか。

殺陣がキャラクターごとに個性も出ていますが、やっぱり三日月が一番強そうに見える気がします。

管理職として新人管理職の山姥切をサポートする上司って感じ。

何かで拝見したのですが、前作初演と再演でセリフに違いがあり、もしかして初演と再演で三日月は別モノ(記憶、または記録を引き継いだふた振り目)の説を思い出し...終盤の小夜左文字出立のシーンでついつい勘繰りをしてしまいました。ドングリ渡してたけど、帰ってきた小夜ちゃんが見せたドングリに一瞬不思議な顔をしてすぐにいつもの表情に戻してさも思い出したように語る三日月(今作とは別モノ)とかだったらどうしよう...。


【山姥切国広/荒牧慶彦】

まだまだ気持ちと発言が空回りして悩んでいるけど、前作と比べて確実に前向きに成長しているというのをしっかり見せてくれるキャラクターでした。いつか彼が三日月を救う話とか来るかもしれない...。

これはもう個人の好みなんですが刀剣男士同士が戦うのがちょっと苦手というか心臓に悪いというか...今回はきちんと「手合わせ」の確認をとって両者の合意の元でしたからギリセーフって感じですけど。話の流れ的にも刃交えるのもまたひとつだよねって思えたし。

小夜ちゃんとのシーン好きです。「強さ」とはなにか、ただ物理的に相手を制圧するだけでは何か違う、自分だけの心の強さを求める姿、シーンとして見応えがありました。


【燭台切光忠/東啓介

相変わらず足の長さがエグい。殺陣とか舞台が狭く見える。

今回は「貞ちゃん」と一緒だから増して明るいシーンがお茶目でした。料理への気合もすごかった。帰りはラーメン食べました。笑

伊達の刀としては中堅というか、下の子の面倒を見て、世話を焼いてと大人に見えます。(反対に三日月や鶴丸は飄々としてて子供っぽくもあるけど一周回って大人)

政宗公に会えてちょっと震える声の感じがとても好きです。相応に感情に揺れも見えて、親しみやすいというか。


【小夜左文字/納谷健】

本当に成人男子...?おどおどとした子どもらしさがとても良いです。ビジュアルとか見ても深爪のおててがめんこい。

前作は兄弟の末っ子でしたが、今回は細川家のつながりで少し大人な発言もあったりで、いろんな魅力があるなと思いました。復讐の念のやり場に一生懸命向き合って、山姥切とお互いに成長して、修行へ旅立つシーンでは感慨深かったです。

最後に小さく笑う声、絶妙でとっても愛らしかった...一瞬だったのでしっかり見れなかったのが残念です。刮目せよ。


鶴丸国永/健人】

三日月の次に、からかい回ってかき回すタイプの大人。ミドルじじぃ。

クライマックスで大倶利伽羅庇うのすごいかっこよかった。あの場面であの決断ができる長生きしてきた感というか。黒丸さんはとても仲間討ち待った無しの雰囲気があって不安でいっぱい、個人的には微妙なとこだったんですが、外装オフで片付いて良かった...セーフセーフ。

三日月のこと疑ってる感じ、今後三日月がなんらかの危機を迎えるなら山姥切と並んで深く関わってきそうでめちゃくちゃ観たい。


【大倶利伽羅/猪野広樹】

ギラギラしててカッコイイ。ミュとキャストかぶりでどんな風になるかなと思っていましたが、クールな感じよりも、政宗公の野心そのものを秘めていて、こう眼をガッと見開いたりとか熱い感じが印象に残りました。

自分なりに「自分は人見知り気味」なことをしっかり認めていて、はたから見てるとちょっと心配ですが、物語が進んでいくとそういうコミュニケーションで上手くやってるなぁと思いました。合わない刀剣ももちろんいるけれど。


【太鼓鐘貞宗/橋本祥平】

当本丸にはいないので完全初見でした。可愛いし元気!潔い短パン!坂のついたステージでしたが、もう元気よく跳ね回って時間遡行軍にも飛び乗るし。

見目のとおり、キラキラ明るい子だったなと思いました。物語への関わり方は伊達家の刀ってところが大きかったのでもっとこう特性が出るような話とか観たいな。ふわっとしてるけど。


【歌仙兼定/和田琢磨

血に着いた声で聞いてると安心感ある。とはいえ、よく喋る方の人見知りということで、それを覆い隠すための喋りなんだろうか...と思ったり。無口な大倶利伽羅といい対比でした。ランダムブロマイドで大倶利伽羅VS歌仙兼定が出たので嬉しかった。笑

お小夜に面倒見られてる方かも...?という感じが意外で、見てて良いシーンでした。旅立った後左文字兄弟ほど(本人としては)表に出さないけどじゃないけどソワソワしてそうです。

 

【歴史上人物】

歴史上でいちばん好きなのが片倉小十郎景綱と伊達政宗なので、今回お話のメインに彼らが居て、刀ステで彼らを扱っていただけて本当に良かったです。

思ってたより小十郎のテンションが高くてびっくりしましたが、いざという真剣さが際立って本当にかっこよかった。めちゃくちゃ双眼鏡使った。

政宗の右眼をえぐったのは小十郎説が採用されていて嬉しかったです。史実では伝聞で記録されているので定かではないのですが、その後の「天下を見せたい」「右眼を二度失いたくない」とかの目にまつわる部分にもつながるのかなと。

お互いの「義」を大切にして、ぶつかり合い、これからの生き方と向き合っていく姿がかっこよくて泣きました。

 

ラストシーン。

政宗の最期。

ミュと被ってて挑戦状かな???ってちょっと思いました。笑 ステの方が好きですね。審神者のはからいってハッキリしてますし。与一郎が願いを果たしにきてやった、ていうのカッコよくてホロリとあいました。

ひとつめちゃくちゃ気になったのは小十郎が居たことですね...史実だと小十郎は政宗が亡くなる20年ほど前に死去しているので歴史改変しちゃってる...検非違使来ちゃう...。

→7/14追記 小十郎がいなくても会話やシーンが成立する流れに見えるため、小十郎がすでに故人で霊とかそういう存在になっていたかも解釈を拝見し、めちゃくちゃ気になっています。着物の合わせとかも確認できればいいんだけど...おおう...怖い... 

 

以上。次回作あるといいな。

 

ドリライ2017

ドリライちょーーーーーーーーーー楽しかった!!!!

 

前回鬱屈したエントリー書いたのはドリライをスッキリした気持ちで迎えるためでした。笑

 

楽しかったことと残念だったところ書きます。

軽くネタバレします。

 

出演はドリライ経験ありの山吹と、代替わりしたての青学と、氷帝と、六角。

 

青学は、というかリョーマが本当に産まれたてって感じで六角公演のときはいろんな意味でドキドキしていました。

ドリライで、選曲もその一端を担ったと思うのですが、成長しているなと。

まだ声が裏になったりふらついたりするけれど、やっぱり彼もリョーマたりえるものをしっかり内に持っているんだろうなと...すっかりポエミーな気持ちになりました。笑

リョーマだけではなく、他の青学ナンバーも代替わりに先代達の想いをのせてくるような。

泣いちゃいました。

やっぱりまだハモリがぐだったり声出ないとか緊張が伝わりまくるとか不足分は否めないけれど、立海公演がますます楽しみになりました。

 

相変わらずどういうセンスしているんだと言いたくなる演出映像。好きだよ。(個人的なMVPはパワー)

かっこいいと見せかけてユニフォームのハーフパンツなままなのがまたいい味になっている衣装。

今回の衣装、ユニフォームのもとが結構しっかり出てる感じで面白かったです。

空に浮く跡部、不二、手塚、森山さん。笑

 

ステージに結構近い位置で見れたのですが、一人一人表情の作り込みが違っていて楽しかった。

他にも、キャラクターとして板の上でいるから些細な仕草のひとつひとつが個性あって本当にたまらないんですよね。衣装の乱れをなおすとか汗を拭うとか。

あとイケメンはすごい...どの角度から照らされてても綺麗だ...下からライトアップとか普通ギャグでしょ、というところでもただただ「イケメン」という顔で踏み越えていくからすごい。

テニミュはやはりキャラクターへの思い入れありきで観てるのでとりあえずこのへんで。

 

横アリは前方サイドだけでなく、天井の真ん中にもスクリーンがあって気が利いてる。

あとトイレすごく綺麗...。

 

ここからはちょっと残念に思ったところ。うだうだ書きなぐり。個人的な感想です。

 

・「あくつにちか」の名前いじり

確かにキャスト発表でだいぶびっくりしたけどなにもステージ上でやらなくていいよ...

 

・剣太郎のソロで出てくるトリオがブルゾン◯えみの3人組の格好をしていた。

六角公演の携帯メールに出てきた齊藤さん?のことも知らなかったし、リアルタイムでないとわからない流行り廃りのある要素は勘弁してほしい。

急に現実に引き戻されるから嫌だ。ドリームライブなんだから夢の空間に徹していただきたい。

タモさんのヒットパレード的なのは、もう古いから一種の様式的で好きなんですけど。個人的な線引きです。

せっかくだから3人可愛いタイプの違う女装してくれたらよかったのに。

 

私が微妙にメタ的?な演出がちょっと苦手なせいもあるかもしれません。山吹の一年ぶりおかえり〜とかはセーフなんですが。

 

・ペンライト頭上で咲いてるやつ

邪魔。テニミュはいまどき貴重な持ち込み本数制限ナシなんだからもう少し美しく咲いてほしいです。

 

・推し以外の出番でベラベラ喋ってるやつ

座るとかペンライト休むとかはいいんですがせめて黙れ。ライブ中の音響が大音量だからそのぶん会話の声も大きく...なるんだから静かにしてて〜内容がわからなくても喋ってるなあという声の感じが聞こえてくるのが絶妙に不快。個人的な経験則ですがだいたいこういうやつ上の狂い咲きペンライトも併発してるパターンある気がする。

 

・座席移動しまくるやつら

連番で推し違いのお友達なんでしょうか。曲がというかキャストの出番が変わるたびにゴソゴソゴソゴソと友情を見せつけてくださいます。なにかあったのかと気が散る...

 

テニミュに限った話じゃないですけれど..私が特に気になるやつあげました。自分でパッと言える距離なら言っちゃいます。スタッフさん経由で指摘するのもありだし。

 

以上。書くとスッキリした。

 

それでは千秋楽まで残りの公演も楽しんできます。

 

 

現場行く回数が変わりました。

少し推しの話...というよりは私の応援スタンスの話でしょうか。

ざっくり言うと、推しにハマって徐々に通う回数が増えて、特に去年と一昨年はたくさん通ってましたが今年はビミョ〜って感じの話です。

オチもなにもないですよ。

 

キャスト目当てで作品を見に行くことは多々ありますが、手紙をたくさん書くほどになったのは推しだけです。

そもそも手紙自体書いたことがなかった。アンケートぐらいはあるけど。

推しのことは作品を通して知って、半年としばらくしたぐらいの舞台からなんか急に「手紙書きたい!」って思って書き出した。縁あって名前を意識する前の舞台とかも見ていたのは運が良かったな。

書き出してから、次の作品がもうとっても見応えのある作品だったのもあり、手紙を書く気持ちが湧いてとまらなかった。

それからは割と見てすぐに書いていた。帰りに下書き、帰宅して清書、翌日劇場へ。

手紙のルールは特に決めていない。レターセットも作品の雰囲気に合わせたり、たまたま気に入って買ったものとか、まちまち。よくあるレターセットだと便箋に対して封筒が余ることがときどきある、くらいの文量で書いていた。全通やリーチの公演のときなんかは文字通り毎日。

 

最近、推しの舞台がなんだかつまらなくなった。相変わらず演技は見てて楽しいけど、作品自体に思い入れが沸かなくなってきた。筆がのりにくい。

たぶん好みじゃないんだろうな。ので、入る回数がガクッと減った。

 

遡って、思えば去年の秋ぐらいから、なにか推しに対して勝手が違うなと思い始めていたかもしれない。

メディアの露出が増えて、インタビューや雑誌記事、イベントなどで本人の言葉を読んだり聞いたりするうちに、なにか釈然としないところがときどき見えるようになった。

たぶん、私が見たいのと推しが出したいのとでズレがあるんだろうなと思う。

まぁそりゃ違う人間だから当たり前だ。話題になることで見えてきたのかもしれない。

 

そんな気持ちでいたからだろうか、なんだか最近干されている気がしたのだ。

あくまで干した干されただのは私の物差しだけれど、やっぱりなんか変わったなぁというのをここしばらくで感じた。たぶん。

今までだったら、っていう期待みたいなものが外れることが増えた気がする、が正しいかな。

もうこの時点でだいぶめんどくさい思考回路ですね。笑

 

私が推しへの興味を喪いつつあるのか。

たまたまつまらない作品に出演しているのか。

実生活の忙しさで私の心に余裕がなかったからなのか。

回数は入れないならいらないってことかな。

新規さんおもてなしで私はいつもいたからそのうちでいいやって思ったのかな。

 

相手が生身の人間で、感情があって、というだけで、めっちゃめんどくさい。

相手がこう思っているかもしれないと思い込むことがめっちゃしんどい。

こっちは手紙で一方的に伝え続けるしかできない。いわゆる私信だレスだファンサだというのも一通り噛み締めてきたけれど、夢だったのかなと思うことがある。夢じゃないけど。

 

相手が普通の人間だったら「ねぇちょっと、」と直接話して、嘘でも答えがもらえるのにね!若手俳優だもんね〜凸る根性は私にはありません。いろいろめんどくさいもん。

 

難しい。

ピーク時のように手紙を書くほどの高揚感を感じられなくなって、降りるときがきたのかな。とか思ったりして。

でも次の先行が出てどこ申し込もうかって友人と相談したりは自然にしていたんで、案外まだまだ元気はあるような?

とりあえずはまだまだ板の上で顔を見ていたいし、今後の作品が面白い舞台になればいいなと思います。

先述したピーク時というのも、自分の好きな役での出演だったから一瞬でも見逃したら一生悔いが残るってぐらいの気合いで臨んだものだった。なのでそもそもそこまで全通おたくになれない気質なのかもしれない。

今までのモチベのピークと好きな役のピークがうまくあっていたのは大変幸福なことだったと思います。

 

とはいえそれ以外の舞台でもそこそこ通ってたのの原動力はなんだったんだろうと...お話が好きな作品だったからかな...それともやはり対応に沸いてたからかな。

そういうのまとめて今まできてたのかな。

バランスが崩れかかっているけどどこから崩れてきたのかがわからないからモチベの立て直し方がイマイチ掴めません。立て直さなくてもイイやって思うし。最近。

あとさすがに去年は全然貯金できなかった。これもちょっと厳しいと感じ始めている。

そうは言っても、好きな演出家さんや脚本家さんの作品に出ることがあったらまた全通考えるかも知れないな。

 

そんなぐだぐだな話を聞いてくれて、めんどくさい私に、「応援スタンスは変化していい」「推しと解釈違いして『絶対殺す期』あるけど時間ぐらいでしか治らない」って、言ってくれた推し活動先輩の友人たちに深く感謝している。

あとまったく若手俳優おたくじゃない友達とかも、いろいろ聞いてくれて、冷静に「頭おかしい」「正気じゃない」って切り込んでくれるから好き。ひとりの人間に対する入れ込み方がヤバい。笑

 

舞台に行く以外でやりたいことも増えてきたし。

仕事もなんだかワンランク上の業務になっていきそうだし。

婚活も始めるし。

趣味には「観劇」と書けば良いでしょうか。たぶん四季とか帝劇とか思われそう。実際は年間100公演ごえの2.5次元メインでそのうち70公演前後が推しがらみとかのヤバい物件です。言いづらい。

 

やっぱりずっと同じ調子でいるのは難しいですね。

いま通ってる人たちは頑張ってね。

もしスタンスが変わったときに自分で自分を苦しめない程度にね。

私はちょっと苦しみました。笑

TEAM Live HYOTEI

チムライ氷帝東京公演お疲れ様でした!

ミュージカルテニスの王子様 3rdシーズンより新たな試みの舞台として盛り上がっていますTEAM Live 通称チムライ。

ひとつの学校だけを取り上げておおよそ1時間、楽曲ライブとトーク(後述します)で盛り上がるライブです。

8代目青学、不動峰、山吹、ルドルフはアイアシアターにて、今回の氷帝は規模を広げてTDCでの開催となりました。

 

とても楽しいです。

青学ライブから東京公演は7割ぐらい参戦してる。

細かいレポは「チムライ 学校名」で検索すればたくさん出て来るのでそちらにお任せします。お見送りもあるよ。

構成が探り探りだったのが、氷帝でいったんカタチが出来上がったのかなと思います。

 

楽曲ライブとトークですが、8代目青学、不動峰、とんで氷帝は1時間ずっと一貫してキャラクターとしてライブ&トークを行いました。

対してルドルフ、山吹では前半キャスト(キャラメイクも当然なし)トーク、後半キャラクターライブという形でした。着替えタイムということで前後半のあいだには公演の編集映像が流れました。どちらかというと2ndのころのTSCPP(公演振り返りトークイベ)に近かった。

 

私は前者のキャラに徹してのライブの方が好きです。

テニミュに出ている間しか(よっぽどのことがない限り)キャラクターの格好をしてキャラクターとして生きることはできないんです。

少しでもそれを長く見ていたい。いろんな原作舞台やミュージカルを見ていますが、テニプリ自体への好きのベクトルが突出しているのもあるかな、「キャラクターの依代」としてキャストさんを見ているので...。

 

ああもう本当にルドルフ、山吹が悔やまれる。ルドルフなんかミッション系の学校だから教会なり講堂なりでお茶会とか謎行事できそうだし山吹だって準優勝で大会進出なんだから祝う会とかで良いのに...しかもハンパな円盤化しやがって!

アンケート書いたから氷帝でまたキャラクターライブに戻ってくれたのかなと思って歯ぎしりしながら自分をなだめています。本当に氷帝ライブ楽しかったんだ。次六角(もしかしたら青学が先か?)以降もキャラクターライブでお願いします。

 

...オープニングムービーは赤澤吉朗にエスコートされたかった。※赤澤吉朗の『吉』は土に口

 

1日引きこもってドキサバやりたい。

 

千秋楽が千秋楽じゃなくなる日。

ポジティブな話ならツイッタでわーわー楽しめばいいので結果やはりこちらではぶすくれたことしか書けない気がする。

 

刀ミュ中国公演おめでとうございます。

いつから決まるんですかねこういうのって。

前(新撰組)もあったから今回もあると予期して置けとか?そんなん知るか。予期してたわ。それでああやっぱりかハイハイって感じだわ。

広く海外公演やって活躍の場が増えるのはいいことだし、チケットを取る機会が均等に(むしろせっかくだから現地優先で)行われたりそういうのは全然いいんですけど。

 

海外公演に行く気がないのにグズグズ言うのもなんですが、やっぱり後出しは死んでくれって常々思います。

 

公演情報的な後出しで印象に残ってるのは、地方と凱旋の間に海外公演が挟まってチーム100回公演記念が海外にずれ込むということがあったり。国内100回記念という形でもともとのお祝いは行われましたが。

出演に関してだと一般発売前日に追加キャスティングとか。

過去に関わりあったところでゲストに呼ばれるとかならまだわかるし先手は打てるけど。

 

話が逸れそうだ千秋楽に戻そう。

 

「千秋楽だから」なんていうのをあまり演者側で意識して欲しくない(毎日が誰かの千秋楽って気持ちでずっといてほしい)のですが、観る側からしたら「千秋楽」なんですよ。矛盾しまくってるけどそれが心というものだ笑

日本語が変で申し訳ないです。感じてくれ。

それがずれるのはなぁ。なんかなぁ。

 

 

追加公演決定で平日の昼が増えたり初日が前倒しになったり千秋楽が千秋楽じゃなくなったりなんかもうほんと「急遽です!!」ってのならなぁ。まだマシかなって思うけど。

 

公演劇場なんか一年〜半年単位で予約とって使うもんだと思うのに海外公演が結構近づいてから出されるのはあーあって感じがする。

私はイベンターでも舞台製作会社でもなんでもないただの人だから憶測でしかないのだけど。

 

ま、要するに節目を海外に横取りされたーって愚痴です。

以上、千秋楽が千秋楽じゃなくなってちょっと気落ちしているいちおたくでした。

 

怪我なく終わってくれ。

ミュージカル刀剣乱舞 三百年の子守唄と解釈違いをぶつけた

この記事はミュージカル刀剣乱舞 三百年の子守唄のネタバレを前提としています。
ご了承ください。

また、基本的にはシナリオが好きじゃないなという気持ちで書いていますので、disダメな方は読まないでください。お互いのために。

 

演技やシーンを切り取れば好きなんだけど全体見てるとうーん????ってなってばっかりなので少し書き留めたいと思い、筆をとりました。

衝動で書いているので畏まって批評とかでは全然ございません。便所の落書きです。

 

書いてる本人がややこしくなるので、本記事では「阿津賀志山異聞の石切丸」を「異聞丸」、「三百年の子守唄の石切丸」を「子守丸」と分けます。

そんなに意味があるほど多用はしないと思う。

 

原作ゲーム自体は公開一週間後ぐらい?小狐丸実装ぐらいからまったりプレイしつつ、課金はからっきし&鍛刀運が底辺なので期間限定の刀ほとんどいない田舎本丸です。

公演は三条は多め、新選組は少し行きました。海外とかは行ってない。

 

端的に言うと、めちゃくちゃ解釈違いを感じた。というのが大きいです。

そもそも公式サイドの作品である以上、想像と食い違ったならそれは私自身の方に問題があるんだろうなとは思いますが。
刀剣乱舞の特色として、「よそはよそうちはうち」という「とある本丸」という壁があります。
なのでもちろん、ミュ本丸の石切丸と当本丸の石切丸は別刀だと認識して飲み込むべきなんでしょう。

 

まーーーーーでもやっぱりなんか子守丸全然スッキリしないんですよ!!!

 

作中で心の成長を描いてるのかなとは思うのですがなんか気持ち悪い。
観客からしたら2時間ちょいの舞台中で数十年の時間が流れるのを見せているから感じるのか?
丸根砦から十年ぐらいずっと大倶利伽羅に弟子入り土下座してたんですかね吾兵

 

子守丸が戦の中で苦しむのはわかる。治してあげたいもんね。うん。
倶利伽羅に食ってかかるところ。なんで抜刀する?石切丸ってそんな拳で語らうようなキャラだったっけ??急な暴れ方についていけない。
「そんな軽い刀じゃry」っていうけど大倶利伽羅は守る難しさをよーく知ってるキャラだと思うんですが。
身内にして失った時の哀しみがあるから馴れ合わない、自分の力量を見て赤子とにっかりを先に逃せばと判断をする、冷静で不器用なところが魅力かなと個人的には思います。

後の墓参りのくだり、また刀を抜いて(なんでまたそう拳でなんとかする?)斬り合うところとセリフを対にしているようですが、「重くなったね」ってお前の刀が軽くなったんちゃうんかーーーーーーい!!!???って思います。それまでのシーンで自身の力信じきれなくなってますからね子守丸。

なんか「力があれば」っていうのも、石切丸ぽくないなと感じています。
歌に乗せてるってことはとても伝えたい見せたいシーンなんでしょうけど。

 

クライマックス。信康の自刃のシーン。

斬れんのかーーーーーーーい!!!!?????

やっぱりかとは思ったけど子守丸やっぱり踏ん切りつかない!!!

逆に言えば今まで見てて斬れなさそうって思った通りだったのはまさしくキャラクターの解釈がそこは当たったってことなのか…?

 

検非違使の最期(と思われる)シーン。

ジャンプの最終回かよ。

いやそこで全照してぶっちぎるぐらいならライブ無くしてもうちょっとクライマックス丁寧にやってくれ。
なにか意図があるのかな。
もしかして全員折れたのかな?

 

とまぁいろいろ思うところをぽつぽつ書きました。
まとめると子守丸めちゃくちゃ情緒不安定だなーって思います。思春期か。

心の成長=思春期ならあってるのかもしれないけど、とにかく石切丸がしんどすぎてそんな姿見たくない...と公演見るたび落ち込んでいる次第です。

役者さんの演技は良いんです。好きだ。演技でシーンが立ってるからこそ、キャラクターに共感を覚え、自分の心と納得いかないというすれ違いが起きているのかなとか。

 

阿津賀志山から引き続きの石切丸ですが、なんだかこの子守丸が異聞丸のその後だとは思えないんです。

三百年の子守唄が時間軸として阿津賀志山異聞の前か後かってどこかで明言されてましたでしょうか?あれば教えてください。

異聞丸は加州と心について話していましたが、子守丸として今回のいざこざがあった上でだったらなんとなくなるほどと思うんです。
逆に阿津賀志山であんだけ言っといて今回のその態度だったらお前なに様...?ってちょっと思います。
どうなんだろう。

 

にっかり青江がとてもうまい具合の距離感で子守丸始め他の刀剣男子を見守り支えてくれているようで本当に素敵だと思います。

 

冒頭でも触れましたが、「とある本丸」という仕組みは諸刃の剣だなって思いました。

あと、ゲーム中での情報量が立ち絵とセリフといくつかの回想で、それを元手に刀の由来だの歴史だので自分の本丸を育ててきたので、いざ何かのストーリーが形作られると違和感を感じてしまうんだろうな…

原作のままの2.5作品、原作の番外編的につくられる2.5作品、よりもさらに、原作はあるけどどこかオリジナル作品に近い、不思議な次元にあるように思います。

 

まぁでも私末満さんのステシナリオはめちゃくちゃ好きなんで結局脚本家さんとの相性が今回はダメだったってことですね!!!!!!

 

おしまい。

孤島の鬼 -咲きにほふ花は炎のやうに-

初日観劇してきました。

ツイッターで書くとネタバレになるかなとか文字数が少ないかもと思いブログにしました。

たぶんそんなたいした文字数ではないけど。

せっかくだからこれを期にいろいろ書いてみたい。

 

前作(2015)を観に行ってとても好きな作品だったので、再び公演があると知ってとても嬉しかったです。

演者さんはもちろん演出家さんもかわり、作品全体の雰囲気もガラリと変わったように思います。

以下、ネタバレ前提で舞台内容やセットなどに触れつつ感想です。

 

前作と比べると私の好みとしては総合的に前作が好きかもって感じなのですが、変化した表現でここが好き!ってところをいくつか述べます。

印象なのですが前作がにおわせって感じで今作はわりと直喩な感じがでした。

ライトの使い方が前作の好きだったなと思います。

 

序盤のシーン、学生の諸戸と箕浦の出会いと最初の決別のところ。

机の上に足を乗せて、前かがみに体を伸ばして箕浦に語りかける諸戸が、すごく懇願という感じで好き。演者さんの青さもあって、箕浦を求めることへの羞恥があったと思います。

 

初代さんとの恋のシーン。

とてもはつらつとした笑顔と、ちょろちょろ動き回る感じが、ああ浮かれてるって伝わってきてニコニコ見てました。

初代さんの喋り方が硬質な感じで、おやと思ったのですが、ほとんど身じろがずに、自身にとっては辛いことを述べているのでそういう表現かなって思ったり。声が鈴のようでとても心地よいです。

 

友のツボ入りシーン。

生身を使ってツボの出入り、そしてみしみしと響く音がとても不気味さや得体の知れなさが劇場いっぱいに広がって、ぞくぞくします。

 

手記のシーン。前作では徐々に明るくなったところから吉ちゃんが見えてその姿は、という感じだったのですが、今回は別々に現れた二人に徐々にからみつく感じになっていました。

初めて原作の小説を読んだ時、最初は秀ちゃんと吉ちゃんの姿は文章に隠されてて途中で気づくという感じだったのですが、ちょうどその感覚を舞台で見たって思いました。

 

諸戸屋敷の救出劇。

秀ちゃんしか見えない!が全力でもうほんっっと辛い。好き。

諸戸さんとすれ違うライティングが心を抉ります。

 

洞窟の蛇。

恐る恐る逃げている箕浦を捕まえるところ、田中さんの腕がながいのもあるのかな、からみつく蛇感が強かったです。前作が獣なら今作は爬虫類です。

 

諸戸のその後を知って。

諸戸がゆっくり手を伸ばすから、掴んだらどうしよう...って思いながら見ておりましたが、そこに過去の箕浦がするりとかんできて、あの洞窟がやっぱりターニングポイントだったんだなと、辛く悲しい気持ちでいっぱいになりました。

叫ばない。叫ばないけど、客席に向かってその苦痛とも迷いともいえる苦しい顔を見せてくる佐藤さんの顔はとても美しかったです。

 

 

若い演者さんはやっぱりまだちょっと物足りないところもありましたが、どんどん空気感を背負ってブラッシュアップしていかれたらいいなって思います。

 

前作の鯨井さんが好きすぎた。

また見に行ったり思い出したりしたら書きます!

 

‪@kotounooni2015 ‬

赤坂RED THEATER

2017/2/3〜2/12